● 子どもの生活習慣病:生活習慣的要因
院長です。前回からの続きで、今回は生活習慣的要因について述べたいと思います。
1)運動習慣
自家用車の普及、テレビやテレビゲームなどの普及により、「動かない生活化」が進んでいる。
2)食事内容
総カロリー摂取に対する脂質の増加。
3)食事習慣
夜型生活に伴う、夜食や間食摂取の増加。朝食の欠食。
4)睡眠
院長です。前回からの続きで、今回は生活習慣的要因について述べたいと思います。
1)運動習慣
自家用車の普及、テレビやテレビゲームなどの普及により、「動かない生活化」が進んでいる。
2)食事内容
総カロリー摂取に対する脂質の増加。
3)食事習慣
夜型生活に伴う、夜食や間食摂取の増加。朝食の欠食。
4)睡眠
院長です。子どもの生活習慣病について、今回は胎児期の要因について触れたいと思います。
胎児期の栄養環境が悪くなってしまった場合、お腹の中の赤ちゃんは、供給された栄養をしっかり体に蓄える方向に適応します。それは遺伝子の働きのレベルでの適応で、出生後もそのような環境が続くものとして変化します。
近年20~30歳代の妊娠可能な年齢の女性では、やせ願望に伴う過度なダイエットが問題…
院長です。先週の金曜日に、今月の「小児科の先生とおはなししよう」を開催しました。テーマは「子どもの生活習慣病」でした。
生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと。その多くが肥満症やメタボリックシンドロームに伴うものである。」と定義されています。(メタボリックシンドローム:内臓肥満に高血圧、インスリン抵抗性上昇、脂質異常症…
院長です。たまにはこんな投稿も、と思い先日の出来事を。
クリニック駐車場の出入り口近くの生垣に、知らない間にアシナガバチの巣ができていました。職員は誰も気づいておらず、受診されたお母さまが知らせてくれました。その日の夕方に確認したところ、直径15㎝くらいの巣ができていました。その日は時間がなく、そのままに。翌朝は急に冷え込んだので、「ひょっとしたらハチの動きが鈍いかも」と思い確認に行…
院長です。現在、夏休みをいただいて充電中です。
さて、今週の金曜日の「小児科の先生とおはなししよう」は、「子どものホームケア」というテーマとさせていただきました。お子さんが病気の時やケガをした時、病院を受診して指示を仰いだり投薬を受けたりすることはできますが、言うまでもなく一日の大部分の時間を過ごす自宅でのケアが最も重要となります。普段の診察の際にできる限り詳しくお話しするようにして…
院長です。前回の続きです。
お母さん、3回目の出産でした。会陰の裂傷はごくわずかで、縫合の必要はありませんでした。心配されていたお産の後の子宮収縮の痛みも、しっかり収縮しているにもかかわらず軽く、出血もごく僅かでした。そのためか、入院中は大きな問題なくごく普通に動いておられました。 授乳は、決して教科書通りの「正しい姿勢」とは言えませんでしたが、授乳クッションも必要としない自然な姿勢…
院長です。報告が遅くなりましたが、6月10日(金)の午後は、今月のおはなし会でした。テーマは「当院が行う母乳育児支援、そしてお産とのかかわり」でした。初めに、産科との協働開業時代(創愛クリニック)から現在に至るまでの経緯を、母乳育児支援に関することを中心にお話しました。お母さんと赤ちゃんに「指導」するのではなく、それぞれのお母さんと赤ちゃんに合った「支援」が必要であること、母乳育児を進める上で、…
院長です。4月末よりお願いしておりましたアンケートですが、5月末日をもって終了させていただきました。終了直前に用紙をお渡しした方もおられましたので、6月に入ってからも数名の方からご回答いただきました。もちろん合わせて集計させていただきます。個々のご回答には、すべて目を通させていただいており、ただいま集計作業中です。新たな気付きがたくさんあり、心より感謝申し上げます。いただきました貴重なご意見をス…
院長です。今回は「母乳とむし歯」について。 先日のおはなし会で、母乳とむし歯についての質問がありました。1歳半健診の時に、「母乳を飲んでいるとむし歯になるから」という理由で、母乳をすぐやめるように保健師さんや歯科衛生士さんから指導されたというのです。最近助産院にも、健診時の指導をきっかけに母乳をやめようと試みて、おっぱいトラブルとなった方の相談が何度かありました。さて、母乳とむし歯、これらの間に…