● 低身長とサプリメント
院長です。 最近まで知らなかったのですが、「身長を伸ばす効果がある」と宣伝されているサプリメントがあるんですね。話題になっている商品の中には、「成長をサポートする」というように、”身長を伸ばす”とはっきり記載していないものの、身長を伸ばす効果があるという印象を与える宣伝もありました。 日本小児内分泌学会から出された見解(「身長を伸ばす効果がある」と宣伝されているサプリメント等に関する学会の見解…
院長です。 最近まで知らなかったのですが、「身長を伸ばす効果がある」と宣伝されているサプリメントがあるんですね。話題になっている商品の中には、「成長をサポートする」というように、”身長を伸ばす”とはっきり記載していないものの、身長を伸ばす効果があるという印象を与える宣伝もありました。 日本小児内分泌学会から出された見解(「身長を伸ばす効果がある」と宣伝されているサプリメント等に関する学会の見解…
院長です。 今日のブログの内容は、普段とは少し異なる内容になります。1週間後に迫った衆議院議員選挙に関することです。本来は、クリニックのブログに書く内容ではないのかもしれません。それぞれにご意見はあると思います。今回は、私なりに深く考えた結果、ここで私の思いを皆さんにお伝えすることは、この地域の子どもたちの未来がより良いものになっていくことに多少なりともつながるのではないか、そういう結論に達しま…
院長です。 ひとつ前のエントリーで紹介したテレビ番組の問題ですが、番組を放送したテレビ局に対し、日本皮膚科学会、日本アレルギー学会、日本臨床皮膚科医会、日本皮膚免疫アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本アレルギー友の会(患者会)が合同で抗議文を提出し、声明を発表しました。関連学会および患者の会が合同で迅速に行動されたことは、治療を受けておられる患者さんのためにも大きな意味…
院長です。 9月7日に放送されたテレビ番組で、「脱ステロイド治療」に関する体験談について放送されたそうですね。私は観ていなかったのですが、その後、インターネット上で話題となり、その内容を番組ホームページで確認することができました。客観的にみても、その内容は中立性を欠く一方的なもので、治療中の方々を不安にさせ一般の方々に誤った情報を流布するひどい内容だな、と思いました。残念ながら、現在その体験談に…
院長です。 NHKのテレビ番組「フェイクバスターズ」を、NHKプラスという見逃し配信システムで見ました。思っていた以上に内容はわかりやすく、私自身も改めて気づかされる点がいくつかありました。新型コロナワクチンをこれから接種される方、接種するかどうか迷っておられる方、子どもたちへの接種について不安を抱いておられる方、すでに接種された方、皆さんにお勧めです。事前にNHKプラスへの登録が必要となります。…
院長です。 ときどき腹痛で受診されるお子さんがおられます。その原因として実は便秘が多いのです。かなり強い腹痛で受診された場合でも、原因が便秘であれば浣腸による排便でスッキリされ帰宅されることをよく経験します。排便機能が成熟するのは3歳過ぎと言われており、乳児期には数日間排便が見られないことはよく経験しますが、多くの場合は水様か泥状の便であり、便秘とは言えません。 肛門に一番ちかい場所にある直腸に…
院長です。 皆さんもご存知だと思いますが、昨日、以下のようなニュースがありました。 うがい薬がコロナに効果か研究 記事によれば、「ことし6月から先月にかけて宿泊施設で療養していた軽症や無症状の患者、40人余りを対象に、殺菌効果のあるポビドンヨードが含まれたうがい薬で、1日に4回、うがいをしてもらったところ、そのほかの患者よりも唾液の中のウイルスが減ったということです。具体的には、うがいをした…
院長です。
昨日の午後、今月のおはなし会を行いました。テーマは「夜尿症と便秘」。今日は夜尿症について、少しお伝えしたいと思います。
夜尿症の定義は、「5歳以上の子どもで、1か月に1回以上のおねしょ(就寝中の尿漏れ)が3か月以上続くもの」とされています。一般的な排尿機能の発達ですが、1歳6か月前後に膀胱内圧の上昇により尿意を感じるようになり、尿意を伴った反射的な排尿になり…
院長です。今日は熱中症対策について述べたと思います。
先日、日本救急医学会から、熱中症対策として、以下のような提言が出されました。
【4 つの提言】
① 暑さ指数を意識した生活を心がけ、運動や作業中止の適切な判断を!
② 水分をこまめに取ること。おかしいなと思ったらすぐ涼しい場所に誘導を!
③ 適切な重症度判断と応急処置を。見守りつつ改善がなければす…
院長です。前回からの続きで、今回は生活習慣的要因について述べたいと思います。
1)運動習慣
自家用車の普及、テレビやテレビゲームなどの普及により、「動かない生活化」が進んでいる。
2)食事内容
総カロリー摂取に対する脂質の増加。
3)食事習慣
夜型生活に伴う、夜食や間食摂取の増加。朝食の欠食。
4)睡眠