カテゴリー: おしらせ

 おはなし会の再開にあたってのお願い

院長です。 コロナ禍前、1か月に1回「小児科の先生とおはなししよう(略称、おはなし会)」という催しを開催していました。ひとつのテーマ、主に医学的な事柄(例えば「風邪」「離乳食」「子どもの睡眠」「予防接種」というようなもの)について私がお話しし、その後に参加されたお母さんからの質問に答えたり、テーマ以外の普段の診察の場面では話せない話題などについてお話ししたり、お母さん同士でお話ししていただい…

 予防接種の理解とスケジュール管理のために

院長です。 ホームページでお知らせした通り、予防接種スケジュール管理のための資料の配布を始めました。 定期接種の開始が生後2か月からとなり、接種しなければならないワクチンの数も多くなっています。そのため今では、同時接種(1回の接種で2本以上のワクチンを接種すること)が基本となっており、多い時には一度に5本の接種を行います。また、ワクチンごとに公費で接種できる期間や推奨されている接種時期…

 解熱剤の準備をお願いします

院長です。 今朝、3つのお知らせをホームページに掲載しました。 山城南地区では、新型コロナの感染者は減少傾向にありますが、先週からインフルエンザの感染者が急激に増加しています。当院においても先週初めから、発熱で受診される方が増えており、新型コロナまたはインフルエンザと診断される方が多くなりました。 新型コロナは、インフルエンザと同じ5類感染症へ移行する方針が示されていますが、ウイ…

 ネオジム磁石製のマグネットセットによる子どもの誤飲事故について

院長です。 皆さんは、ネオジム磁石製の玩具をご存じでしょうか。恥ずかしながら私は、最近までその存在を知りませんでした。インターネットで検索してみると、「マグネットボール」「マグネットキューブ」といった名称で販売されていました。 このマグネット製の玩具を子どもが誤飲したことによる事故の報告が、小児科学会のホームページに相次いで掲載され、中には小腸穿孔など重篤な例もみられています。一般に誤飲事故は…

 今シーズンのインフルエンザワクチン供給量について

院長です。 皆さんの中には、報道等で「今冬のインフルエンザシーズンのワクチン供給量が昨年に比べ大幅に減る」という情報に接している方がおられると思います。私も、卸売販売業者から同様の情報を得ています。 実際にデータを調べてみると、昨年は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に対処する必要性から、インフルエンザワクチンの供給が例年よりもかなり速いペースで進み、10月第5週の時点で供給量全体…

 新型コロナウイルス感染:京都府の現状

院長です。 一昨日から今朝にかけて、新型コロナワクチン個別接種に関するアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。こちらの不手際でメールでのお知らせが1日遅れて昨夜となってしまい、申し訳ありませんでした。一旦締め切らせていただきますが、接種希望や不明な点等がありましたら、今後も遠慮なくお問い合わせください。当院での個別接種については、詳細が決まりましたらお知らせいたします。 京都府内に…

 精華町での新型コロナワクチン接種:まもなく集団接種が終わります

院長です。 クリニックのある精華町での新型コロナワクチンの集団接種は、10月に終了します。その後はクリニックなどでの個別接種に移行していくことになりますが、一度に接種できる数に限りがあり、希望するタイミングで接種できない可能性が大きいのではないかと思っています。 子どもたちの新型コロナワクチン接種について、さきほどブログにアップしました。ぜひお読みいただき、接種を前向きに考えていただきたいと思いま…

 HPVワクチン接種に関して

院長です。 子宮頸がんの発症を予防するHPVワクチン接種に関して、昨日、下記のようなニュースが流れました。 子宮頸がんワクチン、積極的な接種呼びかけ再開に議論準備 HPVワクチンは定期接種であるにもかかわらず、長い間、接種の積極的勧奨が控えられてきています。上記の記事の中にもありますが、国に対して下記のような働きかけがあり、その後に厚労大臣が発言したものでした。 HPVワクチンの積極的勧奨…

 日本脳炎ワクチン、おたふくかぜワクチンについて

院長です。 今年に入り日本脳炎ワクチンが一時的に製造停止となり、今年度は十分量のワクチンが入手しにくい状況が続くようです。そして今月になり、おたふくかぜワクチンが製造停止となり、10月末までの間入手困難となっています。 今後の接種に関してどのように考えればよいのかについて、坂本昌彦先生の記事が公開されていますので、下記のリンク先よりアクセスしてお読みいただければと思います。 https://ne…

 乳幼児のマスク着用について

院長です。 新型コロナウイルスの感染拡大は、1年前と変わらないかのような状況となっています。これからワクチン接種が進んでいくと思いますが、一人ひとりが基本的な感染対策を確実に継続することが、何よりも重要であることはこれからも変わりません。マスクの着用が当たり前の日常となっていますが、乳幼児のマスク着用について、日本小児科学会から提言が出されました(乳幼児のマスク着用の考え方)。特に2歳未満のお子さ…