院長です。先週の金曜日に、今月の「小児科の先生とおはなししよう」を開催しました。テーマは「子どもの生活習慣病」でした。
生活習慣病とは、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群のこと。その多くが肥満症やメタボリックシンドロームに伴うものである。」と定義されています。(メタボリックシンドローム:内臓肥満に高血圧、インスリン抵抗性上昇、脂質異常症が組み合わさり、心血管疾患などの動脈硬化性疾患を招く病態。)
生活習慣病の病因には様々なものがありますが、一部には胎児期のものも指摘されています。もちろん新生児期から乳児期の環境要因も、大きく影響するとされています。これらのことを理解して予防的に対応することが重要であることは言うまでもありませんが、問題が起こったとしてもより早く対処できれば、修正もより容易になります。また後日、詳しいことについてこのブログでも触れたいと思っています。
来月は7月20日(金)の予定です。詳細は追ってお知らせします。(2018.6.25.)