● HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種に関する補足
院長です。 先日のブログで、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種についてお伝えしました。その時に、「HPVワクチンは3回の接種が必要で、3回目の接種は1回目の接種の6か月後となっています。来年3月中に3回目の接種を終えるためには、9月中に1回目の接種を行う必要があります」と書きました。 その後に、「娘が高校1年生でHPVワクチン接種を考えているが、先に新型コロナワクチンの接種を済ませたい。そ…
院長です。 先日のブログで、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種についてお伝えしました。その時に、「HPVワクチンは3回の接種が必要で、3回目の接種は1回目の接種の6か月後となっています。来年3月中に3回目の接種を終えるためには、9月中に1回目の接種を行う必要があります」と書きました。 その後に、「娘が高校1年生でHPVワクチン接種を考えているが、先に新型コロナワクチンの接種を済ませたい。そ…
院長です。 クリニックのある精華町での新型コロナワクチンの集団接種は、10月に終了します。その後はクリニックなどでの個別接種に移行していくことになりますが、一度に接種できる数に限りがあり、希望するタイミングで接種できない可能性が大きいのではないかと思っています。 子どもたちの新型コロナワクチン接種について、さきほどブログにアップしました。ぜひお読みいただき、接種を前向きに考えていただきたいと思いま…
院長です。 子どもの新型コロナウイルス感染症例の報告が増えていることは、前日のブログでも触れた通りです。今日は、子どもたちの新型コロナワクチン接種について考えたいと思います。 先日、日本小児科学会が発表した『「データベースを用いた国内発症小児 Coronavirus Disease2019(COVID-19) 症例の 臨床経過に関する検討」の中間報告』の内容を、そこからのデータを引用してお伝え…
院長です。 子宮頸がんの発症を予防するHPVワクチン接種に関して、昨日、下記のようなニュースが流れました。 子宮頸がんワクチン、積極的な接種呼びかけ再開に議論準備 HPVワクチンは定期接種であるにもかかわらず、長い間、接種の積極的勧奨が控えられてきています。上記の記事の中にもありますが、国に対して下記のような働きかけがあり、その後に厚労大臣が発言したものでした。 HPVワクチンの積極的勧奨…
院長です。 NHKのテレビ番組「フェイクバスターズ」を、NHKプラスという見逃し配信システムで見ました。思っていた以上に内容はわかりやすく、私自身も改めて気づかされる点がいくつかありました。新型コロナワクチンをこれから接種される方、接種するかどうか迷っておられる方、子どもたちへの接種について不安を抱いておられる方、すでに接種された方、皆さんにお勧めです。事前にNHKプラスへの登録が必要となります。…
院長です。 今年に入り日本脳炎ワクチンが一時的に製造停止となり、今年度は十分量のワクチンが入手しにくい状況が続くようです。そして今月になり、おたふくかぜワクチンが製造停止となり、10月末までの間入手困難となっています。 今後の接種に関してどのように考えればよいのかについて、坂本昌彦先生の記事が公開されていますので、下記のリンク先よりアクセスしてお読みいただければと思います。 https://ne…
院長です。 昨日の午後、新型コロナワクチンを接種してきました。予診票は下記のようなものでした。今回の接種に合わせた説明内容になっていますので、皆さんが接種される時とは若干違うと思いますが、予診票の内容は変わらないと思います。 体温は事前に自宅で測定して、予診票に記入していきました。受付では、非接触型の体温計での確認のみでした。受付で予診票と名簿の氏名を照合してから、会場に入りました。予診票と…
新型コロナワクチンの接種が始まり、副反応としてのアナフィラキシーの報告例についての報道を目にされた方も多いことと思います。 アナフィラキシーとは、「アレルゲン等の侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応」とされ、「アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合」を、アナフィラキシーショックと診断します。日本アレルギー学会による「アナフィラキシーガイドラ…
院長です。 ワクチンの接種により体に免疫反応が起こりますが、これ以外の反応(発熱や接種部位の腫れなど)が発生することがあり、これを「副反応」といいます(薬による場合は「副作用」といいます)。一方で、ワクチン接種後に起こった医療上のすべての好ましくない事象のことを、有害事象といいます。共にワクチン接種後に起こるものですが、副反応とワクチン接種との間には因果関係がありますが、有害事象はワクチン接種との…
院長です。 ヒトパピローマウイルスワクチン(HPVワクチン)は、平成25年4月から定期接種となっていますが、痙攣や慢性の痛みなどワクチン接種との因果関係が否定できない症状が認められたとされ、同年6月より積極的勧奨(各自治体から個別に接種を勧める内容の文書をお送りすること)が行われなくなりました。このため、国内の接種率は大幅に低下し、現在では年間1%未満となっています。その後の調査で、このような症…