● 乳児ボツリヌス症とオウム病
院長です。先日、「乳児ボツリヌス症」で生後6か月の赤ちゃんが、「オウム病」で2人の妊婦さんが亡くなったとの報道がありました。厚生労働省が発行しているメールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」の中のコラムで、この二つの感染症についての解説がありました。とても分かりやすいものでしたので、お読みいただければと思います。 (2017.4.14.)
「あさコラ…
院長です。先日、「乳児ボツリヌス症」で生後6か月の赤ちゃんが、「オウム病」で2人の妊婦さんが亡くなったとの報道がありました。厚生労働省が発行しているメールマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」の中のコラムで、この二つの感染症についての解説がありました。とても分かりやすいものでしたので、お読みいただければと思います。 (2017.4.14.)
「あさコラ…
院長です。昨日は、小児科の先生とおはなししよう、の日でした。テーマは、「感染予防策」でした。さまざまな感染症が流行する季節になり、日常行われている感染対策について取り上げました。お話ししたのは、以下のような内容でした。
・主な感染経路:接触感染、飛沫感染、空気感染
・手洗いについて:通常の手洗いは、十分な時間(20秒~30秒)をかけて行えば、流水でも十分効果がある。おむつを替えた後や食…
院長です。秋も深まり、インフルエンザの流行期が近づいてきました。そこで今回は、「咳エチケット」について触れたいと思います。
「咳エチケット」とは、新型インフルエンザ対策として厚生労働省が呼びかけ始めたもので、ポイントは以下の3点になります。
「咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむける」
「使用後のティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に…
院長です。先週、京都府でもインフルエンザが流行期に入ったとの発表がありました。先週末から今日にかけて、当院でも数名、インフルエンザの患者さんが受診されています。クリニックの周囲の地域でも、流行が始まってきたようです。
一般的な予防策として手洗い・うがい・マスクの着用がよく強調されますが、意外と大切なのが「部屋の暖房と加湿」です。加湿の重要性をご存知で加湿器を使用されている方は多いので…
院長です。手足口病のために受診される方が増えています。
その名の通り、手のひら・足のうら・口の中に小さな水ぶくれができる病気で、おしりや膝にできることもあります。特に治療は必要なく、自然に治る病気です。手足の発疹がみられるだけであれば、普段通りの生活で構いません。登園(校)も可能です。発熱している間や、喉・口の中の痛みが強くいつものように食べられない時期は、感染源となるので自宅で過ごして…
院長です。今回の風邪に関する最終回は、よくある症状の「鼻汁・鼻閉・咳嗽(はなみず・はなづまり・せき)」について述べたいと思います。
【鼻汁、鼻閉】
鼻粘膜の腺細胞からの分泌される粘液の増加や、毛細血管からの浸出液が増加することで鼻汁となります。また、鼻粘…
院長です。前回の続きの、風邪に関する第2弾。今回は「発熱」について。
風邪症状の中で、最も気になるものが発熱ですね。では、なぜ発熱するのでしょうか。
ウイルスが体の中に侵入すると、ウイルスを排除しようと体内の免疫機構が働きだします…
院長です。少々ご報告が遅くなりましたが、12日(金)に「小児科の先生とおはなししよう」を開催しました。今回は6名のお母さんが参加くださいました。最初に私から「子どもの風邪」というテーマでお話しさせていただき、その後に様々な質問にお答えする形で、予定の1時間半があっという間に過ぎました。私がお話しした内容について、このブログで3回に分けてお伝えしたいと思います。今回は、「風邪」の一般的なことについて…
院長です。クリニックの周りでは、先週末からインフルエンザの流行期に入ったようです。ここ数年では、最も早い流行期入りです。小学生を中心に発熱で受診されるお子さんが増え、多くの方がインフルエンザA型と診断されています。気候的にも、本格的な冬がやってきた感があります。
そこで再確認していただきたいのが、加湿の重要性です。感染予防の意味でも部屋の加湿、特に冷え込む夜間から早朝の室温の維持と加湿が…
院長です。次回の「小児科の先生とおはなししよう」では、最初に『子どもの風邪』というテーマでお話しさせていただこうと思っています。
お子さんが小児科クリニックを受診される理由として最も多いのは、鼻水や咳、発熱といったいわゆる「風邪の症状」です。私が医者に…