● 先日のおはなし会
院長です。 一昨日は、今月の「小児科の先生とおはなししよう」の日でした。今月のテーマは「コロナウイルス感染症と感染対策」でした。これまでのブログでもお伝えしてきましたが、さらに詳しい内容を直接お伝えしたいと思いました。新型コロナウイルス感染症に関する現時点での最新情報とともに、日々の生活の中で行うことができる感染対策について、できるだけ具体的にお伝えしました。 報道では、日々新たな感染者が報告され…
院長です。 一昨日は、今月の「小児科の先生とおはなししよう」の日でした。今月のテーマは「コロナウイルス感染症と感染対策」でした。これまでのブログでもお伝えしてきましたが、さらに詳しい内容を直接お伝えしたいと思いました。新型コロナウイルス感染症に関する現時点での最新情報とともに、日々の生活の中で行うことができる感染対策について、できるだけ具体的にお伝えしました。 報道では、日々新たな感染者が報告され…
院長です。 新型コロナウイルス感染症が問題となっていますが、例年であれば今の時期は、インフルエンザの流行期にあたります。暖冬の影響か、今シーズンのインフルエンザに罹った人の数は昨年に比べてかなり少なく、京都府内でも1月半ば以降減少傾向にあります。今のところ検出されているのは、ほとんどがA型のインフルエンザですが、B型の方もおられますので、今シーズンの流行が終わったと判断するのは早すぎると思います。…
院長です。今回は、新型コロナウイルスの感染予防策についてお伝えしたいと思います。 基本的な事柄について、①厚生労働省から出されている感染対策に関するパンフレット(感染対策の基礎知識 厚生労働省)、②首相官邸のホームページの情報(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)、を参照ください。 感染対策の基本的な考…
院長です。現在、大きな問題となっている新型コロナウイルス感染症ですが、そもそもコロナウイルスとはどのようなものなのでしょうか。以下、国立感染症研究所感染症疫学センターのホームページから、コロナウイルスに関する記述を一部引用させていただきます(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavi…
院長です。朝晩の冷え込みが、徐々に厳しくなってきましたね。例年に比べて暖かい秋になっていますが、さすがにここにきて本来の秋らしくなってきたように思います。 このような気候の変化に伴って、空気が乾燥してきています。空気が乾燥してくると、秋から冬にかけて流行する風邪のウイルスに感染しやすくなります。皮膚も乾燥し、湿疹が悪化しやすくなります。そろそろ部屋の加湿を始めましょう。特に小さなお子さんがおられる…
ご無沙汰しております。院長です。
一部でいわゆる”りんご病”(正式には「伝染性紅斑」といいます)が流行しているようです。先週あたりから、受診される方が多くおられます。
りんご病は、厚生労働省から出されている”保育所における感染症対策ガイドライン(2018年度版)”によれば、「医師の診断を受け、保護者が登園届を記入することが考えられる感染症」に分類されています。詳しい説明は…
院長です。全国的にインフルエンザの流行期に入っていますが、毎年少し遅れて流行期に入るクリニックの近隣でも、今年は流行期に入った感があります。A型とB型がほぼ同じくらい検出されていた昨年とは違い、今のところA型がほとんどです。インフルエンザ予防の上で重要なこととして毎年お伝えしているのですが、ここで改めて部屋の加湿についてお伝えしたいと思います。
1年の内で冬は空気が一番乾燥する季節で…
院長です。早いもので、今日で1月も終わりです。今月は例年以上に、インフルエンザで受診される方が多くなりました。まだしばらくは、この流行は続きそうな感じがしています。
今年の流行の特徴は、A型とB型がほぼ同数だということ。例年はどちらか一方の型の流行が中心になることが多いのですが、今年は最初からほぼ同じペースで、両方の型が流行しています。インフルワクチンの供給数が足りず、接種できなかっ…
院長です。大幅に遅れてしまいましたが、先週の金曜日が、今月の「小児科の先生とおはなししよう」の日でした。テーマは「RSウイルス、インフルエンザウイルス」でした。 RSウイルスによる呼吸器感染症には、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児が少なくとも1度は感染するといわれています。潜伏期間は4~5日。咳やくしゃみ又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛沫感染や、ウイルスが…
院長です。報道などでご存知の方も多いかと思いますが、全国的に手足口病が流行しています。この地域も同様で、先月から受診される方が増えています。その名の通り、手のひら・足の裏を含む上下肢、口の中に小さな赤い発疹・水ぶくれができる病気で、おしりや胸・背中にできることもあります。特に治療の必要はなく、自然に治る病気です。発熱している間や、喉・口の中の痛みが強くいつものように食べられない時期は、感染源とな…