無条件の受容

院長です。今日は、ある著名な小児科の先生のブログを紹介したいと思います。題名は「無条件の受容(unconditional regard)」です。   
http://www.blog.crn.or.jp/chief2/01/15.html  私たちが生きていくうえで、誰かに無条件に受け入れられたという経験・記憶や、いつも無条件に受け入れられているという実感は、とても大切なことだと思います…

 WHOコードについて

院長です。 
「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準」(WHOコード)というものがあります。一般にはほとんど知られていないもので、私自身がその存在を知ったのも、12年前に開業した後だったと思います。
1960年代に先進国では出生率が軒並み低下したため…

 今年もよろしくお願いします

院長です。この三が日、いかがお過ごしでしたでしょうか。おかげさまで私はこの休み中、のんびり過ごすことができました。今日は日曜日。そして明日からは、通常通りの診療を開始します。スタッフ一同協力し、より良い診療を目指して頑張りたいと思っています。悠育助産院ともども、今年もどうかよろしくお願いいたします。  (2015.1.4.)

 一年の終わりに

院長の桑原です。
 今日は大晦日。今年も終わろうとしています。歳を重ねるたび、時間の過ぎるのが早く感じられるようになり、今年もあっという間に過ぎてしまった感があります。
 クリニックとしての大きな変化はありませんでしたが、9月から新しい企画として、「小児科の先生とおはなししよう」という会を始めました。日常の診療を離れてゆっくりとお話しできる時間を持ちたいという思いから、月に1回…

 鼻汁・鼻閉・咳嗽について

院長です。今回の風邪に関する最終回は、よくある症状の「鼻汁・鼻閉・咳嗽(はなみず・はなづまり・せき)」について述べたいと思います。 【鼻汁、鼻閉】
 
鼻粘膜の腺細胞からの分泌される粘液の増加や、毛細血管からの浸出液が増加することで鼻汁となります。また、鼻粘…

 どうして発熱するの?

院長です。前回の続きの、風邪に関する第2弾。今回は「発熱」について。

 風邪症状の中で、最も気になるものが発熱ですね。では、なぜ発熱するのでしょうか。
 
ウイルスが体の中に侵入すると、ウイルスを排除しようと体内の免疫機構が働きだします…

 先日の「小児科の先生とおはなししよう」について

院長です。少々ご報告が遅くなりましたが、12日(金)に「小児科の先生とおはなししよう」を開催しました。今回は6名のお母さんが参加くださいました。最初に私から「子どもの風邪」というテーマでお話しさせていただき、その後に様々な質問にお答えする形で、予定の1時間半があっという間に過ぎました。私がお話しした内容について、このブログで3回に分けてお伝えしたいと思います。今回は、「風邪」の一般的なことについて…

 インフルエンザの流行

院長です。クリニックの周りでは、先週末からインフルエンザの流行期に入ったようです。ここ数年では、最も早い流行期入りです。小学生を中心に発熱で受診されるお子さんが増え、多くの方がインフルエンザA型と診断されています。気候的にも、本格的な冬がやってきた感があります。
そこで再確認していただきたいのが、加湿の重要性です。感染予防の意味でも部屋の加湿、特に冷え込む夜間から早朝の室温の維持と加湿が…

 子どもの風邪の診療

 院長です。次回の「小児科の先生とおはなししよう」では、最初に『子どもの風邪』というテーマでお話しさせていただこうと思っています。
 お子さんが小児科クリニックを受診される理由として最も多いのは、鼻水や咳、発熱といったいわゆる「風邪の症状」です。私が医者に…