● 正しく恐れて
院長です。ご無沙汰しております。気が付けばもう12月ですね。 12月に入り2回、学校の先生方に、新型コロナウイルス感染症についてお話させていただく機会がありました。小学校から高校まで、多くの先生方が参加して下さり、とてもありがたく思っています。新型コロナウイルス感染症に関して、現時点で明らかになっている特徴と一般的な感染対策、そして学校での感染対策について、できる限り現場に即した内容をお話したつ…
院長です。ご無沙汰しております。気が付けばもう12月ですね。 12月に入り2回、学校の先生方に、新型コロナウイルス感染症についてお話させていただく機会がありました。小学校から高校まで、多くの先生方が参加して下さり、とてもありがたく思っています。新型コロナウイルス感染症に関して、現時点で明らかになっている特徴と一般的な感染対策、そして学校での感染対策について、できる限り現場に即した内容をお話したつ…
院長です。 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりませんね。今日までに国内でも0歳児の感染者の報告があり、不安に感じておられる方も多いことと思います。小児の感染例の報告が増えていますが、この新型コロナウイルス感染症の基本的な特徴が変わったわけではないと思います。対策についても、これまで通りだと考えてもらってよいと思います。 今日行われた専門家会議の中で副座長の尾身茂先生から、「社会を構成する一員とし…
院長です。 小泉環境大臣が育休をとるということが、話題となっています。その間に何をなさるのか、個人的にはその点が気になっています。 私見ですが、子どもにとっての父親と母親の役割はそれぞれにあって、代わることができることとできないことがあると思っています。特に新生児期から乳児期においては、赤ちゃんの立場から考えると、母親にしかできないこと、母親がやった方がよいことが多くあり、そのような時期の父親の役…
院長です。 今月、うちの助産院でお二人の方がお産をされました。お一人は3人目の出産で、当院で2度目のお産。お一人は2人目の出産で、当院でのお産は初めての方でした。お二人ともご家族に囲まれての、とてもいいお産でした。お母さんも赤ちゃんも順調に経過されて、予定通りに退院されました。赤ちゃんの表情やしぐさは、1日ごとに変化していきます。私もたくさん抱っこさせてもらって、日々の成長を目の当たりにして、大い…
院長です。あくまでも私見として、お読みいただければと思います。
児童相談所での児童虐待相談対応件数は年々増え続けており、平成29年度には13万件を超え、前年度より1万件以上増加しています。このような状況に対する行政の対応は、ソフト面でもハード面でも追いつけていないのが実状だろうと思います。そんな中、千葉県で10歳の女の子が自宅で父親から身体的虐待を受け、亡くなるという痛ましい事件があ…
院長です。長い間ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。気が付けば春、桜も今年はほぼ散ってしまいましたね。今日は寒の戻りで冷え込んでいますが、明日からまた春らしい日が戻ってくるようです。
さて、今日は表題にある通り、「受動喫煙」についてお伝えしたいと思います。今朝の読売新聞に以下のような記事が出ていました。書かれたのは元国立がんセンター総長(現在は日本対がん協会会長)の垣添忠生先…
院長です。あけましておめでとうございます。元日からまずまずの天候に恵まれていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
開院から5年が経過し、いろんな意味で安定してきていますが、現状に甘えず、新たなことに挑戦していく姿勢を持ち続けたいと思います。産前から産後までを途切れることなく継続して支援できるよう、初心を忘れずに頑張ります。くわはらこどもクリニック、悠育助産院を、これからもよろし…
院長です。突然ですが、「安全」と「安心」の違い、考えられたことがありますか。「安全」は、客観的な事実によって評価が可能です。「安心」は、心理的要因によるものであって、客観的な評価はできません。「安全」と「安心」は似て非なるもの、といえます。
ある事柄について、何も知らなければ不安を感じることはありませんが、多少なりとも情報を得ると、不安が一気に上がるのが一般的とされています。情報の量…
院長です。前回の続きです。
お母さん、3回目の出産でした。会陰の裂傷はごくわずかで、縫合の必要はありませんでした。心配されていたお産の後の子宮収縮の痛みも、しっかり収縮しているにもかかわらず軽く、出血もごく僅かでした。そのためか、入院中は大きな問題なくごく普通に動いておられました。 授乳は、決して教科書通りの「正しい姿勢」とは言えませんでしたが、授乳クッションも必要としない自然な姿勢…
院長です。先日、うちの助産院で赤ちゃんがうまれました。もちろん僕も立ち会いました。でもそこは、お母さんと赤ちゃん、お父さん、介助する助産師とスタッフの世界です。一つの大きなシャボン玉に包まれているかのような、とても繊細な空間です。僕が余計なことをすると、そのシャボン玉はすぐに壊れてしまいそうで、できる限り存在を消して、ただ見守っていました。 静かに、でも着実にお産は進み、本当にきれいな、元気な…