カテゴリー: ブログ

 1年の終わりに

院長です。 昨日よりお休みをいただいております。ご迷惑をおかけしますが、ご了承のほどお願いいたします。 さて、今日は大晦日。今年も終わろうとしています。年を取るほど、時間が経つのが早く感じられます。「あぁ、今年も、何もできずに終わっちゃったなぁ」と、今年もまた思ってしまっています。いわゆる“コロナ禍”で、できることが制限されていることも影響しているのだろうと思いますが、それを理由にして必要以上…

 年末年始の過ごし方:オミクロン株の急激な流行を防ぐために

院長です。 皆さんもご存じのとおり、新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株のいわゆる市中感染例(海外渡航歴がなく、感染経路が追えない例)が、京都府南部でも特定されるようになりました。ということは、オミクロン株に感染していても無症状のまま過ごされている人が増えてきているものと考えられます。 オミクロン株の特徴は、下記のようにまとめられます。

 流行している手足口病の特徴

院長です。 皆さんご存じのように、全国的に手足口病が流行しつつあります。当院のある精華町でも流行がみられており、乳幼児を中心に受診されるお子さんが増えています。 手足口病の特徴や対策については、これまでお伝えしてきているとおりですが、受診されるお子さんの症状に一定の傾向がある印象を感じていますので、今回はそれについてお伝えします。 一般的な手足口病の症状は、手のひらや足の裏、口の中(舌やのど…

 医師の理想形

院長です。 認知症医療の第一人者として知られる精神科医の長谷川和夫先生が11月13日、老衰のため亡くなられたそうです。昨日の報道で知りました。 わたしが長谷川先生を知るきっかけとなったのは、肉親が痴呆症と診断され痴呆症について調べる中で、「長谷川式簡易知能評価スケール」を知ったことでした。これは1974年に先生が開発され、1991年の改定を経て、今も広く診療に使われているものです。また先生は、…

 手足口病の予防

院長です。 手足口病の流行については、当院インスタグラムでもお伝えした通りですが、今日になり、手足口病で受診される方が急に増えました。土曜日、日曜日のうちに発症され、受診された方が多かったように思います。 昨日紹介した当院インスタグラムでは、手足口病の感染経路が飛沫感染と糞口感染が中心であることはお伝えしていましたが、感染予防の方法については詳しく触れていませんでした。手足口病の原因ウイルスは…

 入国制限緩和のタイミング

院長です。 皆さんも報道で御存じの通り、昨日から外国人の入国制限が大幅に緩和されました。この措置を心待ちにされていた方々もおられることと思います。しかし、現時点での緩和に、わたしは反対です。なぜ今なのか、分かりません。 新型コロナウイルスの国内での新規感染者数は、9月末で緊急事態宣言が解除されて以降も、減少傾向が続いています。主な国の新規感染者数の推移をみると、日本は他の国々に比べ感染者数が大…

 今日は講演でした

院長です。 今日の午後は、産前・産後訪問支援員養成講座で講師としてお話ししてきました。これは京都府が主催する事業です。京都府では、妊娠中や出産後、「体調がすぐれないが、近くに協力者がいない」「気分が落ち込んでいる」「初めて子育てをするので不安」、というお母さんを、市町村とともに支える事業を実施しています。産前・産後訪問支援員は、産前・産後ケア専門員(乳児健診・家庭訪問等で把握する妊産婦のニーズに…

 一夜が明けて、思うこと

院長です。 先日このブログで、「異例の、選挙に関するエントリー」を書きました。結果として、わたしが信頼する清水さんに国政で活躍していただきたいという願いは叶いませんでした。 今回の選挙を通じて、わたしの政治家に対する考えは変わりました。マスコミの報道でひとくくりに語られているような、ドラマで描かれているような、自分の利益を第一に考えるような方ばかりではないということを、実感しました。「数回会っ…

 創立記念日

院長です。日曜日の今日、皆さんは休日をどのように過ごされていたでしょうか。 今日、10月10日は、くわはらこどもクリニック、悠育助産院の創立記念日です。実は、家族に言われるまですっかり忘れていました。職員とともにお祝いの食事会を済ませていたので、今日がその日だという意識が抜け落ちていたようです。これまで共に頑張ってきてくれた職員の皆には、心から感謝です。 あっという間の9年だったように思います…

 子どもの新型コロナウイルス感染症について

院長です。 新型コロナウイルス感染症が全国的に蔓延し、この地域でも患者さんの数が大幅に増加しました。 現在の第5波の特徴としてまず、高齢者にワクチン接種が進んだ結果として高齢者の発症や重症化が減少していることがあげられます。感染拡大の中心は20~40歳代となっています。いわゆるデルタ株が感染の主体となっており、これまでの株では比較的少なかった30歳代から40歳代での重症例がみられています。そし…