院長です。日曜日の今日、皆さんは休日をどのように過ごされていたでしょうか。
今日、10月10日は、くわはらこどもクリニック、悠育助産院の創立記念日です。実は、家族に言われるまですっかり忘れていました。職員とともにお祝いの食事会を済ませていたので、今日がその日だという意識が抜け落ちていたようです。これまで共に頑張ってきてくれた職員の皆には、心から感謝です。
あっという間の9年だったように思います。年齢のせいもあると思いますが、昨年からの新型コロナウイルスの感染拡大の影響あり、時間が経つのが本当に早かったです。少しずつではあっても一歩ずつ前に進めていたところに急停止がかかって、逆に数歩後退してしまったような、そんなふうに感じています。
終わらないパンデミックは無い、と言われています。ワクチン接種が進み新規感染者数は大幅に減少したものの、第6波は必ずやってくるといわれています。元の生活と同じ状況が戻ってくるにはワクチンや治療薬の更なる開発と実用化が必要で、これからのことを今、具体的に見通すことはとても難しいけれど、いずれその日はやってくる、そう信じて、今から少しずつそれに向けて準備を始めなければ、そう思っているところです。
当院のように、小児科と助産院が一体となった施設は、全国的にも珍しいものです。こんな時代だからこそ、その特色を活かしてこの地域の皆さんに貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 (2021.10.10)