● 空気中の物質の子どもへの影響

院長です。3月の「小児科の先生とおはなししよう」の予定が決まりました。今回は「空気中の物質の子どもへの影響：花粉、PM2.5、黄砂、タバコの煙」というテーマでお話しさせていただこうと思います。
　スギ花粉の飛散が本格的になり、アレルギー性鼻炎・結膜炎の症状で受診される方が増えています。最近はかなりの低年齢で発症するお子さんもおられますので、これまで以上に早期からの対応が求められるようになっています。また、黄砂やPM2.5の影響も見逃せません。そして、これまでもこのブログで繰り返し述べてきましたが、PM2.5問題の国内における最大の原因は、タバコの煙、すなわち受動喫煙です。環境省のPM2.5対策において、受動喫煙については全く触れられておらず、なかなか皆さんに情報が伝わりにくい状況となっています。
　以上のような事柄について、できる限り日常生活に即した内容でお話しできればと思っています。当院を受診したことがない方でも、参加いただけます。前日の3月12日までにお申し込みください。　（2015.3.2.）