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「子どもの心」研修会

院長です。

 昨日と今日は、先週に続いてオンライン講習でした。今回は、「子どもの心」研修会でした。

 日本小児科医会では、子どもの心理発達の基礎、様々な行動の問題、発達障害、虐待、薬物依存、メディア漬けなどについて幅広くかつ専門的に研修を重ねて日常的に外来診療で遭遇する子どもの心の問題に対応できる「子どもの心」相談医を養成しています。相談医の申請資格は、以下の通りです。

 1.日本小児科医会の正会員であること
 2.日本小児科医会主催「子どもの心」研修会前期・後期を過不足なく受講していること
 3.日本小児科学会専門医であるか同等以上と相談医認定審査会にて認められること

 わたしは昨年、この研修会を受講し、『「子どもの心」相談医』として登録されました。この資格は5年ごとに更新が必要なこともあり、一度登録されても、その後も継続的な知識のアップデートが欠かせません。今回は、今年の前期2日間の研修会でした。昨日の5歳児健診に関する3つの講演では、かかりつけ医に期待されることを中心とした内容で、「診断」よりも「困りごとへの対応・支援」の重要性が改めて良くわかりました。今日のプログラムはバラエティーに富んでいて勉強になる内容ばかりでしたが、個人的には「僕には鳥の言葉がわかる」の鈴木先生のお話が「へぇーっ」ということばかりで、とても印象に残りました。(鈴木先生は、本も出されていますので、興味のある方は検索してみてください)

 「心の問題」を抱えた子どもへの対応は、わたし自身も以前は、専門家につなぐことがかかりつけ医の役割だと思っていました。紹介を受ける側の医療機関の医師によれば、その時点で本当に紹介受診が必要な子供はそのうちの3割くらいとのこと。つまり、最初に接するかかりつけ医にもできることが多くあり、そうすることで現在のような専門家の受診が”数か月待ち”という状態の解消に繋がるのかもしれません。

 昨年に「子どもの心」相談医に登録されたとはいえ、わたし自身はまだまだ経験も知識も不十分だと思っています。とはいえ、身近に居るかかりつけ医として、お子さん自身とご両親の困りごとへの支援を中心に取り組んでいきたい、そう思っています。

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