Outpatient
専門外来
専門外来のご案内
お子さんの「ちょっと気になる症状」、
そのままにしていませんか?
毎日の生活の中で、お子さんの体調や習慣について「体質だから仕方ないのかな」「もう少し様子を見たら治るかしら」と、一人で悩みを抱えていらっしゃる保護者の方は少なくありません。
「たかが湿疹」「いつもの鼻水」「よくある便秘・おねしょ」と思われがちですが、これらはお子さんの健やかな睡眠や集中力、そして日々の笑顔(生活の質:QOL)に大きく影響を与えています。
当院では、一般的な小児科診療に加え、より専門的な知識と長期的な視点を持ってお子さまとご家族に伴走する「専門外来」を開設しております。「お薬を出して終わり」ではなく、ご家庭のライフスタイルに合わせた無理のないケアを一緒に考えていきます。
どんなに小さなサインでも構いません。どうぞお気軽に当院の専門外来にご相談ください。
【赤ちゃん外来】生後6か月までの赤ちゃんとご家族へ 生後6か月まで
はじめての子育て、「これでいいのかな?」とひとりで抱え込んでいませんか?
- 母乳やミルクが足りているか心配
- 体重が順調に増えているか気になる
- 何日も便が出なくて苦しそうにしている
- 乳児湿疹がなかなか良くならない
- 夜なかなか寝てくれない、夜泣きがつらい
赤ちゃんが生まれてからの数ヶ月は、喜びと幸せにあふれる一方で、不安や戸惑いも多い時期です。育児書やネットには情報があふれていますが、赤ちゃん一人ひとりの成長のペースは異なります。当院では、生後6か月までの赤ちゃんとご家族を対象とした、日々の小さな心配事も気軽に相談できる「赤ちゃん外来」を行っています。
通常診療との違い(感染症対策)
当外来は、発熱や咳などの風邪症状(急性疾患)を診る外来ではありません。
感染症の心配がないよう、発熱等の症状があるお子さんの受診はご遠慮いただき、通常診療とは分けた「お昼の専用時間帯(14時~16時)」の専門外来枠で実施いたします(ご都合により、通常診療時間内のご予約も可能です)。
こんなお悩みはありませんか?
| 授乳やミルク | 母乳が足りているか、ミルクの量は適切か、混合栄養の進め方など。体重増加を確認しながら一緒に考えます。 |
|---|---|
| 体重増加・発育 | 「小さく生まれたので気になる」「成長曲線から外れていないか」など、定期的な計測で成長を見守ります。 |
| 便秘や排便 | 何日も便が出ない、綿棒浣腸を続けていいのか分からない、便の色が気になるときに。 |
| 吐き戻し | よく吐く、噴水のように吐く、飲みが悪いなど、赤ちゃんの全身状態を確認して評価します。 |
| 湿疹・スキンケア | 乳児湿疹が治らない、乾燥が気になるなど。適切なスキンケアは将来のアレルギー予防にもつながる可能性があります。 |
| 睡眠・生活リズム | 夜にまとまって寝ない、抱っこしないと寝ないなど、月齢に応じた環境づくりをご提案します。 |
| 発達への不安 | 「あやしても笑わない」「目が合いにくい気がする」など、保護者の方の“何となく気になる”に寄り添います。 |
「受診するほどではないかもしれない」という相談こそ、大歓迎です
「これくらいで小児科に行ってもいいのかな…」と躊躇してしまう保護者の方はとても多いです。しかし、不安を抱えたまま一人で育児を続けることはご家族にとって大きな負担になります。専門的な視点から「大丈夫ですよ」とお伝えし、安心していただくことも大切な医療だと考えています。どうぞお散歩がてら、お気軽にご利用ください。
院長からのメッセージ
赤ちゃんの時期は、ご家族がこれからの育児の基礎を築く大切なスタートラインです。予防接種や乳幼児健診の場だけでは時間が足りなくて聞きづらいことも、この外来でぜひゆっくりお聞かせください。
子育てには、毎日たくさんの「これでいいのかな?」が生まれます。私たちは、地域のかかりつけ医として、赤ちゃんの成長をご家族と一緒に見守り、安心して子育てができるようお手伝いをしたいと願っています。
どうぞお散歩がてら、お気軽に「赤ちゃん外来」を利用してください。ご来院を心よりお待ちしております。
【アトピー性皮膚炎外来】繰り返す湿疹・かゆみ、スキンケアとお薬への不安に アレルギー
なかなか良くならない子どもの湿疹でお悩みではありませんか?
- 湿疹を何度も繰り返す
- 夜中にかゆがってぐっすり眠れない
- 皮膚を掻き壊してしまって見ていてつらい
- 塗り薬をいつまで続ければいいのかわからない
- ステロイドの薬を使うのが不安・心配
アトピー性皮膚炎は、皮膚の「バリア機能」が弱まることで、アレルゲンや刺激が入り込みやすくなり、慢性的な炎症とかゆみを繰り返す病気です。特に「かゆみ」はお子さんの睡眠不足、イライラ、集中力の低下に直結し、看病するご家族の負担も大きくなります。当院では一時的な処置にとどまらず、良い肌の状態を長く維持するための長期的な治療を行います。
治療の3本柱と当院の取り組み
- ①スキンケア
(土台) - 保湿を徹底しバリア機能を高め、刺激に強い肌を作ります。再発予防に直結します。
- ②炎症を抑える
治療 - 炎症を放置すると皮膚はさらに悪化します。必要な強さのお薬を、必要な期間きっちり使います。
- ③悪化因子の対策
- 汗、ハウスダスト、食物など、お子さんごとの悪化原因を丁寧に見極めます。
当院のアトピー皮膚炎外来の特徴
私たちは「お薬を出して終わり」の診療はいたしません。
- 的確な皮膚状態の評価と、必要に応じたアレルギー検査
- ご家庭で無理なく続けられる「スキンケア・外用薬の実践指導」(量や塗り方のコツ)
- 季節の変わり目や成長に合わせた長期的なフォローアップ
「毎日忙しくて、言われた通りのケアができない…」といったお悩みも、ぜひそのままお聞かせください。ライフスタイルに合わせて一緒に無理のない計画を考えます。
ステロイド外用薬への不安について
「できれば使いたくない」というご相談をよくいただきますが、ステロイドは適切に使えば非常に効果的で安全性の高い薬です。当院では「なぜ今この強さが必要なのか」「いつまで塗るのか」を丁寧にご説明します。また、近年進歩している最新の治療選択肢(非ステロイド外用薬や重症向け治療など)から、お子さんの年齢や症状に合わせた最適な方法をご提案します。
将来のアレルギーマーチを防ぐために
乳幼児期の皮膚の炎症を放置すると、将来的に食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの他アレルギーを連鎖的に引き起こすこと(アレルギーマーチ)が指摘されています。「早期からきれいな皮膚を保つこと」は、今のかゆみを抑えるだけでなく、お子さんの未来を守るためにも極めて重要です。
院長からのメッセージ
アトピー性皮膚炎は、根気強く長く付き合っていく病気ではありますが、適切な治療によってコントロールし、症状のない「きれいな肌」を維持できる病気です。
カサカサ肌やかゆみから解放され、お子さんもご家族も、夜ぐっすり眠って笑顔で過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
【アレルギー性鼻炎・舌下免疫療法外来】5歳から始められる根本治療 5歳以上
「いつも鼻がつまっている」「毎日鼻水が出る」…それはアレルギー性鼻炎かもしれません
- 鼻水がずっと止まらない
- 朝起きるとくしゃみが連発する
- 寝ているときに口を開けている、いびきをかく
- 集中力が続かず、勉強やスポーツに影響が出ている
子どものアレルギー性鼻炎は「ダニ・ハウスダスト(通年性)」や「スギ・ヒノキ花粉(季節性)」が主な原因です。子どもは症状をうまく言葉にできないため見落とされがちですが、実は最も影響があるのは「鼻づまり」です。鼻づまりによる睡眠の質の低下、口呼吸による風邪のひきやすさ、中耳炎の繰り返し、学習時の集中力低下など、日々の生活に大きな影響を及ぼします。
当院では、お子さんの症状やライフスタイルに合わせ、環境整備や抗ヒスタミン薬の内服・点鼻薬による治療はもちろん、アレルギーの根本的な改善(体質改善)を目指す「舌下(ぜっか)免疫療法」までトータルに行っています。
根本的な体質改善を目指す「舌下免疫療法」
アレルギーの原因物質(スギ花粉やダニのエキス)を少量ずつ毎日「舌の下」に1分間保持して服用し、体をアレルギー物質に慣らしていく治療です。症状を一時的に抑える対症療法(薬)とは異なり、アレルギーそのものを根本から治す効果が期待できます。
舌下免疫療法の4大メリット
- アレルギー症状そのものの根本的な改善が期待できる
- 毎日飲んでいたアレルギーの薬を減らせる(またはやめられる)可能性がある
- 将来的なアレルギーの悪化(喘息への移行など)を防ぐ効果が期待できる
- 治療終了後も、長期間にわたって効果が持続する
対象年齢と開始時期
- 対象
- ダニ・スギ花粉が原因のアレルギー性鼻炎のお子さん
- 対象年齢
- 5歳以上のお子さんから保険診療で行うことができます。
1分間お薬を舌の下で保持して飲み込めるお子さんであれば、問題なく開始できます。
- 開始時期
- スギの舌下免疫療法は、花粉飛散期を避けた【6月〜12月頃】に治療を開始します
(ダニは年中いつでも開始可能です)。
当院での治療の流れ
①事前の診察・アレルギー検査
血液検査等でお子さんが本当に「スギ」や「ダニ」のアレルギーであるか、本治療の適応となるかを確認します。
②院内での初回投与
初回服用日はアレルギー反応が出ないかを確認するため、医師の見守りのもと院内で投与し、30分間経過を観察します。安全を確認した上で、2日目から自宅服用となります。
③ご自宅での継続と定期受診
毎日ご自宅で服用いただき、1か月に一度は効果や副反応のチェックを行います。
院長からのメッセージ
毎日鼻がつまっていたり、鼻水が出ている状態は、お子さんにとって想像以上に大きなストレスです。しかし、子どもの頃からアレルギー性鼻炎を適切にコントロールし、必要に応じて舌下免疫療法を取り入れることで、驚くほど快適に、元気に毎日を過ごせるようになります。「うちの子も5歳になったけれど始められる?」「毎日続けられるか不安…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
【食物アレルギー外来】安全に食べられるものを増やすために アレルギー
「何を食べてよいのか分からない」…そんな不安や疑問を抱えていませんか?
- 特定の食べ物を食べたら赤いブツブツが出た
- 他の病院で「食物アレルギー」と言われ、完全除去を続けている
- いつまで除去を続ければいいのか、今後の見通しが知りたい
食物アレルギーはお子さんの食事に直結するため、ご家族の大きな負担になりがちですが、「正しい診断」と「適切な管理」を行うことで、安全に向き合っていくことができる病気です。当院ではアレルギーの診断から、成長に合わせた長期的なフォローアップまで、ご家族と一緒に歩む診療を行っています。
当院が大切にしている食物アレルギー診療の考え方
- 血液検査だけで「すべて」を判断しません
- 検査で陽性(高い数値)が出ても実際には食べられるケースもあれば、数値が低くても症状が出るケースもあります。当院では「何を、どれくらいの量食べて、食後どれくらいで症状が出たか」という詳細な経過の確認(問診)を最重視します。
- 「必要以上の除去」は避け、最小限にとどめます
- 以前はアレルギーが疑われる食品は完全除去が主流でしたが、現在の標準治療では「安全に食べられる範囲を確認しながら、除去を最小限にする」考え方が主流です。食べられないものを指定するのではなく、安全に食べられるものを一つずつ増やしていきます。
- 子どものアレルギーは、成長とともに改善することがあります
- 卵や牛乳、小麦といった乳幼児期の食物アレルギーは、消化機能の成熟に伴い食べられるようになるケースが少なくありません。定期的に評価を行い、適切なタイミングで食事のステップを進めることが重要です。
保育園・幼稚園・学校との連携(生活管理指導表など)
集団生活での安全確保のため、当院では園や学校に提出が必要となる「学校生活管理指導表」をはじめ、各種アレルギー関連書類の作成に迅速に対応いたします。給食の対応についても、お気軽にご相談ください。
食物アレルギー外来の対応内容
- 正確な診断と詳細な問診、血液検査等によるアレルギー評価
- ご家庭で実践しやすい除去食の食事指導・アドバイス
- 生活管理指導表などの書類作成
- ※より高度な専門検査(経口負荷試験など)や入院治療が必要と判断した場合は、適切な専門連携医療機関を責任を持ってご紹介いたします。
院長からのメッセージ
我が子に食物アレルギーがあるかもしれないと分かったとき、毎日のメニュー選びや買い物のたびに、ハラハラしてしまう保護者の方はとても多いです。私たちは、ただアレルギーの原因を調べるだけでなく、「どうすればお子さんが安全に、おいしく、安心して食事を楽しめるか」をご家族と一緒に考えていきます。毎日の食事の時間が、ご家族みんなにとって笑顔の時間になるよう、長期的にサポートいたします。気になる症状や、除去食の進め方で迷うことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
【便秘外来】「たかが便秘」と思わず、お腹の悪循環をリセット 便秘治療
毎日出ていても「便秘」のことがあります。一人で悩まずご相談ください
- 毎日出ているけれど、いつもコロコロの硬い便をしている
- トイレのたびに痛がって泣く、強くいきんでいる
- 何日も出ないことがあり、お腹を痛がることがある
- 下着が少し汚れる(便が付く、便もれがある)ことがある
便秘は子どもにとっても多い病気ですが、見過ごされがちです。排便の痛みだけでなく、お腹の痛み、食欲低下、機嫌の悪さなど、お子さんの生活全体に影響を与えます。
知っておきたい「便秘の悪循環」
子どもの便秘の多くは、体に病気があるわけではない「機能性便秘」です。「たまたま排便が痛かった経験」「園や学校で我慢した」などが引き金となり、以下の悪循環に陥ります。
【便を我慢する ➡ 腸の中で便がさらに硬くなる ➡ 出すときに激しく痛む ➡ 痛いのが怖くてまた我慢する】
この悪循環を、医療の力で優しく断ち切ってあげることが重要です。
便秘を放置すると起こる「便もれ(遺糞症)」の誤解
直腸に大きな硬い便の塊が詰まり続けることで、隙間からドロドロとした便が本人の意志とは関係なく漏れてしまう「遺糞症(いふんしょう)」という症状があります。
「トイレトレーニングができていない」「わざと漏らしている」と誤解されて叱られてしまうことが多いですが、これは重症の便秘が原因です。お薬で必ず改善しますので、決して叱らずに当院へご相談ください。
よくあるご質問(Q&A)
| Q.お薬はクセになりませんか? | A. クセになる(腸を怠けさせる)お薬は使いません。 現在の小児の便秘治療では、水分を集めて便を柔らかくする安全性の高いお薬を使用します。むしろ、便秘を放置して腸が伸びてしまう方が、のちに治りにくくなる原因になります。 |
|---|---|
| Q.食事や水分だけで治りますか? | A. すでに大量にたまっている場合は、食事だけで改善するのは難しいです。 まずは医療用のお薬で一度お腹をすっきりさせてから、食事指導や水分摂取、排便習慣の確立を組み合わせた良い状態を作っていきます。 |
便秘は「段階を踏んで、長く付き合う治療」です
お薬を飲んで「出たから終わり」にして急にやめてしまうと、高確率で再発します。当院では、以下の3つのステップを踏んで治療を進めます。
①しっかり出す
たまっている硬い便を一度すっきり出します。
②良い状態を維持する
お薬を使いながら「痛くないツルンとした便」が毎日出る状態をキープし、お腹の神経や筋肉の働きを元に戻します。
③少しずつお薬を減らす
排便習慣がしっかり身についたら、様子を見ながら少しずつお薬を減らしていきます。
当院の便秘外来の特徴
- 排便回数、硬さ、排便時の様子だけでなく、食生活や生活習慣、成長発達まで総合的に確認します。
- 単に「便を出すこと」だけを目的とせず、将来的に「便秘になりにくい体と習慣を作ること」をゴールにしています。
- お子さんとご家族のライフスタイルに寄り添い、無理なく続けられる治療計画を一緒に考えます。
院長からのメッセージ
「たかが便秘」と思われがちですが、毎日すっきり便が出ないことは、お子さんにとって大人以上に苦しく、毎日の生活の質を大きく下げる原因になります。
お腹の痛み、便の硬さ、排便を嫌がる、便もれがあるなど、どんな小さなサインでも構いません。一度お腹をきれいにリセットして、親子で笑顔の毎日を取り戻しませんか? 私たちがしっかりとサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
【夜尿症外来】小学校以降のおねしょにお悩みの方へ おねしょ相談
「そのうち治る」と、一人で悩みを抱え込んでいませんか?
- 小学校に入学しても、定期的におねしょが続いている
- 修学旅行や林間学校などの宿泊行事が近づいていて心配
- おねしょのことで子どもが自信をなくしている・気にしている
- 毎朝の洗濯の手間もあって、ご家族も心身ともに疲れてしまっている
小さなお子さんのおねしょは決して珍しいことではありませんが、年齢が上がると親子ともに大きな悩みや焦りになってしまうことがあります。「5歳を過ぎて、月に数回以上のおねしょが3か月以上続く場合」を医学的に「夜尿症」と呼びます。実は小学生のクラスに数人はいると言われており、決して珍しい病気ではありません。
最も大切なこと:お子さんのせいではありません
夜尿症は、以下のような「体の発達のバランス」が関係して起こる病気です。
- 夜間の尿量:夜寝ている間に作られるおしっこの量が多い
- 膀胱(ぼうこう)の容量:おしっこを溜めるタンクが小さい
- 睡眠中の覚醒機能:おしっこが溜まっても、目を覚まして起きられない
これはお子さんの努力不足や性格の問題ではなく、そして今すぐ治せるものでもありません。叱ったり責めたりしても、おねしょが良くなることはなく、むしろお子さんが「自分はダメなんだ」と自己肯定感を下げてしまう原因になります。
受診をおすすめするタイミング
成長とともに自然に改善するお子さんもいますが、以下のような場合は早めの加療(治療)が勧められます。治療を始めることで、自然に治るのを待つよりも早く、おねしょを卒業することが期待できます。
- 小学校高学年になっても続いている
- 本人が「おねしょを治したい」「恥ずかしい」と深く悩んでいる
- 近いうちに学校の宿泊学習やキャンプ、修学旅行を控えている
「便秘」と夜尿症の隠れた関係
見逃されがちですが、夜尿症のお子さんのなかには「便秘」を合併しているケースが少なくありません。
直腸は膀胱のすぐ隣にあるため、便秘でウンチが溜まって直腸が膨らむと、前の膀胱を圧迫してしまいます。その結果、膀胱がおしっこを十分に溜められなくなってしまうので、当院では、おねしょの相談であっても便秘の有無を総合的に評価し、便秘を一緒に治療することで夜尿症の大幅な改善につなげています。
当院での治療のアプローチ
| 生活指導(基本のケア) | 「夕方以降の水分の取り方」「塩分の控え方」「寝る前のトイレの習慣」など、ご家庭で無理なく取り組める工夫をアドバイスします。 |
|---|---|
| 排尿習慣の改善 | 日中の正しいトイレの行き方や、我慢の仕方の見直しなどを行います。 |
| 薬物療法 | お子さんの年齢や原因(夜間の尿量が多いタイプか、膀胱が小さいタイプかなど)に合わせて、安全なお薬を選択します。 |
宿泊行事の前だけでもご相談ください
「数ヶ月後に修学旅行があるけれど、それまでに何とかしたい」というきっかけで受診される方も多くいらっしゃいます。直前であっても、お薬の調整などでお子さんの不安を減らし、安心して行事に参加できるようサポートすることが可能です。まずは一度お気軽にご相談ください。
院長からのメッセージ
おねしょが続くと、朝からつい怒ってしまったり、布団干しに追われたりと、ご家族の心のご負担も本当に大きいと思います。けれど、夜尿症は適切な医療の手を借りることで、しっかり治療できる病気です。
おねしょがなくなることは、お子さんにとって大きな「自信」となり、笑顔あふれる毎日に直結します。「まだ受診するには早すぎるかな?」と迷う必要はありません。お子さんの健やかな成長のために、ぜひ私たちにサポートさせてください。
【ことばの外来】言語聴覚士と共に、お子さん一人ひとりの発達をフォロー 専門職連携
子どものことばが遅い?受診の目安と相談先 ―「様子をみる」だけで終わらせないために―
- ことばの数が少ない、増え方がゆっくり
- 指さしやりとりが少ない、呼びかけへの反応が気になる
- 発音がはっきりしない(気になる)
- 会話が広がらない、どもり(吃音)が気になる
- 年長さんで文字にあまり興味がない、読み書きが苦手
子どものことばの発達には個人差がありますが、早めに気づき適切に関わることが、その後の大きな成長に繋がります。「様子を見る」のではなく、根拠をもって「どう様子を見るか」を知るために、ことばの専門家である言語聴覚士(ST)と連携した専門外来を開設しています。
ことばの外来で行うこと
- ことばやコミュニケーションの発達の評価
- 発達の特徴や背景の整理
- ご家庭でできる、お子さんの力を引き出す具体的な関わり方のご提案
- 必要に応じた継続的なフォロー
対象年齢と受診の目安
- 対象年齢
- 乳幼児期~就学前のお子さんを中心に、小学生以降のお子さんの読み書きの苦手さなどにも対応しています。
- 受診の目安
-
- 1歳半健診・3歳児健診でことばの指摘があった
- 保育園や幼稚園、学校で気になる点を指摘された
- 就学に向けて、ことばや文字の発音、読み書きが気になる
| 受診の流れ | まずはお電話でご予約ください。初回は小児科医の問診・診察を行い、発達検査を行います。その上で必要に応じて言語聴覚士による評価や発達検査をご案内します。 |
|---|---|
| 実施日 | 午後の時間帯(14時~16時)に行います。お一人30分~45分程度です。 日時は事前にホームページでお知らせします。 |
| 費用 | 3,000円+保険診療費用 ※保険診療内により、別途費用をご負担いただく場合があります。 |
よくあるご質問(Q&A)
| Q.何歳まで様子を見ていいですか? | A.年齢だけで判断せず、発達の経過で評価することが重要です。 |
|---|---|
| Q.すぐに訓練が必要になりますか? | A.多くの場合、まずは関わり方の調整から始めます。 |
| Q.相談だけでも大丈夫ですか? | A.はい、可能です。初回は評価とご説明が中心です。 |
| Q.発音の練習は何歳からできますか? | A.発音の練習は、年長さん頃から始めることが多いですが、気になる場合はそれより前でもご相談いただけます。 |
院長からのメッセージ
ことばの発達は、子ども自身の力と、まわりの関わりの中で育っていきます。そしてその関わり方は、少しの工夫で変わります。私たちは、「診断をつけるためだけの場所」ではなく、お子さんの力を引き出す関わりを一つ一つ丁寧に見つけていく場所でありたいと考え、「ちょっと気になる」その気持ちを大切にしています。小さな気づきが、これからの成長につながることがあります。どうぞ安心してご相談ください。
専門外来のご予約方法
当院の専門外来は、一人ひとり時間をかけて丁寧にお話を伺うため【完全予約制】となっております。
【注意点】
- 午後の時間帯(14:00~16:00)の専門外来の受付日は、事前にホームページでお知らせします。
- 受診当日の他のからだの状態(たとえばかぜ症状や湿疹など)について、同時に診察や投薬をすることは、原則としてできません。発熱している場合は、別の日に予約を取り直していただきます。
- 専門外来の時間枠の中で、ごきょうだいの診察を一緒に行うことはできません。
- 「ことばの外来」は、専門外来とは別の日に専用の予約枠(14:00~16:00)を設けております。当院ホームページの「お知らせ」でご確認ください。
-
Flow01
お電話でのご予約
まずはお電話(0774-98-2788)にて、「○○外来(例:便秘外来、アトピー外来等)の予約希望」とお伝えください。
午後の時間帯(14:00~16:00)の専門外来枠(不定期)、または通常の診察時間内に、医師とじっくりお話しできる専用の予約枠(原則として10分~15分、ことばの外来は30分~45分)を確保します。 -
Flow02
WEB問診のご記入
おうちでの詳しいご様子や経過をあらかじめ把握し、診察時間を有効に使うため、受診前日までに、当院ホームページのWEB問診へのご記入をお願いいたします。
WEB問診 -
Flow03
ご来院
当日は、母子健康手帳、これまでの治療歴がわかるお薬手帳、アレルギー検査の結果(お持ちの方)、マイナ保険証などをご持参の上、ご来院ください。