院長です。当院のフェイスブックで、以下のサイトをシェアさせていただきました。題名は「もしも胎児がダウン症だと分かったら? 未来の母親へ向けたダウン症の子どもたちからのメッセージ動画」です。
昨年から新たな出生前診断のための検査が導入されています。お母さんの血液を20ml採取し、3つの染色体疾患(ダウン症候群、13トリソミー、18トリソミー)かどうかを検査するものです。結果が陽性の場合、確定診断のためには羊水検査などが必要となります。最初の半年間のまとめによれば、疾患が確定した54人中53人が中絶をしました。この検査については、様々な意見があってよい思います。それを認めたうえで、個人的には、現状でこの検査を導入・運用することには反対です。この動画が、出生前検査について皆さんが考えるきっかけになればと思います。
http://buzznews.asia/?p=21470
(2014.5.3.)