11周年

 院長です。

 少し時間が経ってしまいましたが、おかげさまで先日、くわはらこどもクリニックと悠育助産院は、11周年の日を迎えました。無事にこの日を迎えることができ、関係するすべての方々に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 そして、いつも支えてくれている職員のみんなにも、心から感謝しています。ほんとうにありがとう。

 新型コロナウイルスのパンデミックによって、大きな変化を余儀なくされた私たちの日常生活は、ようやく元の姿を取り戻しつつあります。とは言え、ウイルスの性質が変わったわけではなく、後遺症の可能性などを考えれば、子どもたちも含め罹らない方がいいことに変わりはありません。クリニックとして、当分の間はこれまで通りの対策が必要だと思っています。

 助産院では、分娩数はまだわずかですが、今年も新たな命を迎える機会に恵まれました。産後ケア事業の開始と共に、助産院での業務も増えつつあります。数少ないお産ができる助産院として、これからも、ひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思っています。

 さまざまな行事が普通に行われるようになり、1年前の状況が遠い過去のようにも感じますが、季節外れのインフルエンザをはじめとしたさまざまな感染症の流行など、子どもたちを取り巻く環境は大きな変化の只中にあるように感じています。この地域の、妊娠・出産・子育ての環境が少しでもより良いものになるよう、小児科クリニックとして、そして助産院として、これからも努力していきたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。  (2023.10.15)