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のどの画像で調べるインフルエンザ検査「nodoca」のご案内
院長です。
「インフルエンザの検査」と聞くと、鼻の奥に綿棒を入れる検査を思い浮かべる方が多いと思います。あの検査が苦手で、検査をすると聞いただけで身構えてしまうお子さんもおられます。
当院では、お子さんの検査の負担を少しでも減らせるよう、AI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」を使用しています。今回は、どのような検査なのか、受ける際のポイントとあわせてご紹介します。
nodocaは、のどの画像と問診情報から判定する検査です
nodocaでは、専用のカメラでのどの奥を撮影します。その画像に、体温や症状などの問診情報を組み合わせ、AIがインフルエンザに特徴的な所見があるかを判定します。
鼻の奥に綿棒を入れて検体を採取する必要がなく、痛みの少ない検査であることが特徴です。
ただし、「のどの写真だけで、必ずインフルエンザかどうかが分かる」というものではありません。検査結果に加えて、お子さんの症状や診察の所見、周囲の流行状況なども確認し、医師が総合的に診断します。
当院では、6歳以上のお子さんを対象に使用しています
撮影の際には、口を大きく開けた状態を保っていただく必要があります。当院での撮影時間の目安は約10秒です。のどの見え方やお子さんの様子によっては、撮り直しが必要になることもあります。
鼻の検査のような痛みは少ないものの、のどに器具が入ることで「オエッ」となる場合があります。嘔吐反射が強い場合や、口を開けた状態を保つことが難しい場合などには、従来の検査をご案内します。無理に撮影を続けることはありません。
なお、6歳未満のお子さんでは、有効性・安全性が十分に確認されていないため、メーカーも使用を推奨していません。
発熱して間もない時期にも利用できる検査です
従来の抗原検査は、発症して間もない時期には、インフルエンザにかかっていても陰性になることがあります。
nodocaは、ウイルスそのものを検出する方法とは異なり、のどの所見や症状などをもとに判定するため、発症早期にも利用できます。ただし、早い時期なら必ず正確に判定できる、という意味ではありません。
当院では、発熱後24時間以内で、撮影が可能なお子さんには、nodocaを優先的に使用する方針としています。実際にどの検査を行うかは、発熱からの時間や症状、診察の結果などを踏まえて判断します。
A型・B型の区別はできません
nodocaでは、インフルエンザに特徴的な所見があるかを判定しますが、A型かB型かを区別することはできません。
また、従来の検査と同じように、見逃しや、インフルエンザではないのに陽性に相当する結果が出る可能性もあります。そのため、検査結果だけで判断せず、お子さんの状態をあわせて確認することを大切にしています。
受診前の問診にご協力ください
nodocaの判定には、症状や発熱の経過などの情報も必要です。当院のWEB問診に加えて、「nodoca問診票」にもご記入をお願いします。
検査が苦手なお子さんにとって、少しでも負担の少ない方法を選べることは大切だと考えています。一人ひとりの年齢や様子に合わせて検査方法をご案内しますので、心配なことがあれば、診察時にお声がけください。