新学期が始まって

院長です。春になりましたね。まだ朝晩に冷え込む日もありますが、それでも朝の診察が始まるころには、かなり暖かく感じられるようになりました。桜の季節も終わり、本格的な春がやってきた感じがします。クリニックの前を、毎朝集団登校の小学生たちが通っていきます。3月より明らかに人数が増え、大きく元気な声が聞こえるようになりました。近くの小学校では、こいのぼりが風に吹かれて泳ぎ始めていました。
小児科では、新学期が始まると受診される方が徐々に増えてきます。集団生活が始まり、感染の機会が増えるからだと思われます。先週の後半から、発熱などの風邪症状で受診される方が多くなったように思います。そしてこの時期になって、ふたたびインフルエンザの患者数が増えているとの報告がありました。てっきり流行は終わったものと思っていたのですが、一部の地域では増加しているようです。京都府内では横ばいの状態のようですが、今後増加に転じる可能性は否定できません。引き続き感染予防には留意いただきたいと思います。