院長です。
先週末はお休みをいただいて、福岡市で行われた日本小児科学会の学術集会に参加してきました。全国学会への現地参加は、本当に久しぶりでした。コロナ禍では、ほとんどの学会がライブ配信のみとなり、現在は、現地参加とライブ配信(学会後の一定の期間オンデマンド配信もあり)の二本立ての学会がほとんどになっています。
今回聴講したのは、「不登校対応から考える子どものこころの診療」、「出生前診断・着床前診断」、「新しい予防接種戦略:赤ちゃんを 守るための母体へのワクチン接種 (Maternal immunization)を知ろう!」、「Child Death Review and Prevention ~乳児期から思春期まで~」の4つのシンポジウムと、「食物アレルギー」の一般演題でした。普段の診療に今すぐ活かせること、これから取り組んでいくべきこと、本で読むだけでは得られない多くの学びがありました。
配信で聴講するのは楽でとても便利ですが、今回現地参加してみて、現場に居て、会場の雰囲気を直に感じつつ聴講することの価値もまた大きいものだと実感しました。5月に入れば、オンデマンド配信が始まります。しっかり聴講しようと思っています。
今後もときどき、学会参加のためにお休みをいただく機会があると思います。そのたびに皆さんにはご迷惑をおかけすることになりますが、そこでの体験を日々の診療に活かせるように心がけていきます。引き続きよろしくお願いいたします。
(2024.4.25)