院長です。今日は今月の「小児科の先生とおはなししよう」の日でした。今月は「夏に流行る感染症」というテーマでお話しました。主な感染症としてお話したのは、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「伝染性紅斑(リンゴ病)」「咽頭結膜熱(プール熱)」「流行性角結膜炎」「食中毒全般」「伝染性膿痂疹(とびひ)」「伝染性軟属腫(みずいぼ)」についてでした。最近この地域で一番流行していたのはおたふくかぜですが、夏休みに入りようやく下火になりつつあります。周辺地域の情報から考えると、これから夏風邪とされる手足口病、ヘルパンギーナなどの流行が始まるのではないかと思っています。特にヘルパンギーナは、全国的に見ても流行期にあるようです。高熱と喉の奥の水泡に伴う痛みが特徴です。
その後はテーマに関係なく疑問点などを出してもらって、お答えしていきました。そのほかの感染症のことや、ワクチン接種のこと、離乳食のこと、熱中症についてなど、時間の許す限り一緒にお話しさせていただきました。少しでも皆さんの参考になっていればと思います。今回お配りした資料をご希望の方は、来院された際に受付までお申し出ください。
来月は8月26日(金)の予定です。詳細は後日、お知らせします。 (2016.7.29.)