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赤ちゃんの臍ヘルニア

 院長です。今回は「臍ヘルニア」についてお伝えします。

 胎児は臍帯で胎盤に繋がっています。臍帯には動脈2本と静脈1本が含まれていて、お母さんから胎盤を通じて酸素や栄養を与えられ発育します。臍帯のくっついている部分の筋膜には穴が開いており、動脈と静脈が通っています。この穴を臍輪と言います。生後、この臍輪は収縮し腹膜と癒着して、臍となります。
 臍が完全にできあがるまでにはしばらく時間がかかります。この間に強い腹圧などが加われば、臍輪を超えて臍の突出が起こります。

 臍ヘルニアとその治療について、動画にまとめましたのでご覧ください。当院では生後1か月頃からの治療をお勧めしています。おへその形が気になったら、一度ご相談ください。

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