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子供服の襟首のひも・フードによる事故

昨日の新聞に、以下のような記事がありました。

子供服の襟首のひも、7歳未満は禁止…JIS(20146231855分 読売新聞)
 
子供服の安全性に関する日本工業規格(JIS)について検討してきた経済産業省の専門委員会は23日、7歳未満を対象にした服の襟首部分にひもを付けることを禁止するなどとした規格内容を決めた。
 
製造業者や消費者への周知を経て、来年12月に公示する。
 
規制の適用範囲は、13歳未満対象の子供服。襟首部分のひもは、開口部のサイズ調節や飾りのために付けられているが、遊具などに引っかかり、窒息事故の要因になるとして長さや形状を規制した。特に7歳未満対象の服は原則、「ひもが付いた衣料をデザイン、製造または供給してはならない」と禁止した。
 
13歳未満を対象としたズボンの裾の飾りひもも、自転車に巻き込まれる恐れなどがあり、原則付けてはならないとした。フードについては、ドアのノブなどにかかり窒息の危険性があることを参考として記した。

記事は以上です。以前から子供服についているひもが原因となった事故の報告がたくさんがあり、ようやく規格の変更に至ったようです。公示までまだ1年以上ありますが、この様なひもがついた服の危険性を十分に認識し、使用や購入を控えていただきたいと思います。
(以下に、今回の規格変更の内容と、実際の事故例を掲載しますので、ご覧になってください。)

子ども用衣料に付属する紐   フード付きパーカーによる溢頸

2014年6月24日