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日本脳炎ワクチン、子宮頸がんワクチンに関するお知らせ

1)日本脳炎ワクチンについて
 昨年より供給量の減少に伴い、接種対象が限定されてきたところですが、ようやくワクチンの供給体制がこの4月から元の状態に戻るようです。しかし、一度にたくさんの量のワクチンを供給できるわけではないため、もうしばらくの間、これまで通り下記の条件のいずれかに該当する方を優先的に受け付けます。

①4回接種のうち、1期の2回(1回目及び2回目)を接種される方
②定期接種として接種が受けられる上限が近づいている方
*1期(1~3回目接種)は、生後6か月から生後90か月に至るまで、2期(4回目接種)は、9歳以上13歳未満の方が対象です。このほか、特例措置として、2007(平成19)年4月2日から2009(平成21)年10月1日生まれの方は、9歳以上13歳未満の間に、定期接種として1期の接種が可能です。また、1995(平成7)年4月2日から2007(平成19)年4月1日生まれで、20歳未満の方は、4回の接種が終了していない場合には、定期接種として1期および2期の接種が可能です。

 現時点では、4月末から5月初旬には、通常通りすべての接種対象者の予約が可能となる見込みです。

2)子宮頸がんワクチンについて
 子宮頸がんワクチン(以下、HPVワクチン)については、平成25年6月以降、積極的勧奨が控えられてきましたが、昨年11月の厚生労働省の専門家会議において、その状態を終了させることが決定され、今年の4月から積極的勧奨が再開されることになりました。
 現時点で分かっていることをお伝えします。
 4月以降、各市町村が接種対象者(小学校6年生から高校1年生に相当する女子)やその保護者に対して、標準的な接種期間の前に、接種を促すハガキや予診票等を各家庭に送ること等により接種をお勧めすることになります(HPVワクチンの場合、標準的接種年齢(中学1年相当)を迎える前に個別に通知することが一般的です)。
 この積極的勧奨が控えられていた間に接種時期を迎え接種の機会を逃した方については、“キャッチアップ接種”を行うこととなりました。具体的には、平成942日から平成1841日までに生まれた女子は、令和441日から令和7331日までの3年間に公費での接種が可能となります。キャッチアップ接種対象者のうち、過去に1回又は2回接種していた場合は、接種を初回からやり直すことなく、過去に接種歴のあるワクチンと同一の種類のワクチンで残りの回数の接種していただきます。
 また、平成942日から平成1841日までの間に生まれた方で定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチンを任意接種にて自費で受けた方については、償還払いで対応されます。これについての具体的なことは、今後明らかになると思います。
 さらに詳しい情報が明らかになりましたら、その都度お知らせします。

2022年4月1日