カテゴリー: 思うこと

 多面的にみる

院長です。3月のブログで、「日本の離島の風習に学ぶ~出産における「仮親」の役割」という論文を紹介させていただきました。この論文に関して、榊原先生がブログで以下のようにのべられています。

「仮親の現代的意味は?」http://www.blog.crn.or.jp/chief2/01/16.html

私は、現代のお産と比較するなかで個人的な考えを述べさせてい…

 伝統に学ぶ

院長です。大変示唆に富む文章に出会いましたので、紹介させていただきたいと思います。

「日本の離島の風習に学ぶ~出産における「仮親」の役割」  http://www.blog.crn.or.jp/lab/03/35.html お産に際しての仮親の役割が、産婦が出産に集中するための手助けをすることだった…

 母と子の将来を見据えて

院長です。すこし思うところがあり、筆を執りました。  今月に入り

 無条件の受容

院長です。今日は、ある著名な小児科の先生のブログを紹介したいと思います。題名は「無条件の受容(unconditional regard)」です。   
http://www.blog.crn.or.jp/chief2/01/15.html  私たちが生きていくうえで、誰かに無条件に受け入れられたという経験・記憶や、いつも無条件に受け入れられているという実感は、とても大切なことだと思います…

 正しいことを伝えたい

院長です。
 先日、脳科学者の茂木健一郎さんがツイッターで、「学習はオープンエンドである」という書き込みをされていました。一言で言えば、学習というものに終わりはなく、その成果はテストの点数で評価するものではないという内容で、腑に落ちるものでした。少し意味合いは違いますが、医療者は日進月歩の医療…

 かつては自分も…

院長です。気になる事件がありました。
「苦しがる姿が快感」…生後3カ月の女児を絞殺 同居の少女を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140826-00000528-san-soci

 「子どもの置き去り」を考える

院長です。
 先日、置き去りにされた子どもが亡くなり、親が逮捕されるという事件がありました。亡くなってしまうという状況には至らなくても、子どもが親から置き去りにされたという報道を、これまでもしばしば目にしてきました。そういったケースの全国調査の結果が、今朝の報道で発表さ…

 イクメンプロジェクトを考える

院長です。しばらく更新が滞っておりました。  これまで3回にわたって、赤ちゃんに関することに触れてきました。長い進化の過程で、ヒトは直立歩行を獲得するとともに、養育者側の子育ての負担が他の哺乳類に比べて…

 もしも胎児が…

院長です。当院のフェイスブックで、以下のサイトをシェアさせていただきました。題名は「もしも胎児がダウン症だと分かったら? 未来の母親へ向けたダウン症の子どもたちからのメッセージ動画」です。
昨年から新たな出生前診断のための検査が導入されています。お母さんの血液を20ml採取し、3つの染色体疾患(ダウン症候群、13トリソミー、18トリソミー)かどうかを検査するものです。結果が陽性の場合、確…

 児童虐待通告数の増加

院長です。一昨日、児童虐待の通告数が2万人を超えたとのニュースが報じられました。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140306-00000661-yom-soci)
これは警察が、虐待を受けているとして児童相談所に通告した18歳未満の子どもの数で、前年よりも約5200人増加しているそうです。厚生労働省が出している統計(児童相談所の相談対応件数)とは…