● 病床使用率
院長です。 京都府においても新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは、そろそろピークを越えた、という感じになってきました。気になるのは、10歳未満の感染者数が急増していること。感染経路に関するデータが示されていないのでわかりませんが、オミクロン株になり、家庭内での感染に加えて、学校・幼稚園・保育園での感染例の増加が影響していると思われます。そして、高齢者の感染者数も増えています。高齢者施設での感染例が…
院長です。 京都府においても新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは、そろそろピークを越えた、という感じになってきました。気になるのは、10歳未満の感染者数が急増していること。感染経路に関するデータが示されていないのでわかりませんが、オミクロン株になり、家庭内での感染に加えて、学校・幼稚園・保育園での感染例の増加が影響していると思われます。そして、高齢者の感染者数も増えています。高齢者施設での感染例が…
院長です。 今回も、新型コロナウイルスに関する話題について。 先日(2月4日)、厚生労働大臣が閣議後の会見で、2歳以上の子どものマスク着用を前向きに進めるべきという認識を示されました。この発言に戸惑われた方も多かったことと思います。医療関係者からも、SNS上などで反対の声があがりました。 日本小児科学会は、『乳幼児のマスク着用の考え方』の中で、「乳幼児のマスク着用には危険があります。特に2歳…
院長です。 5~11歳の小児への新型コロナワクチン接種が承認され、早ければ3月から接種が開始されます。現在のオミクロン株を中心とした感染拡大がこれまで以上に子どもたちにも及んでいることを考えると、この年代の子どもたちも感染予防の手段が得られることは、とても良いことだと思います。一方で、子どもたちは新型コロナウイルスに感染しても軽症例が多く、接種するメリットは少ないのではないかという意見もあります…
院長です。 エントリーがしばらく滞っていました。書こうと思うことはいろいろと思い浮かぶのですが、時間がないことと、情報が不足していたりして、なかなかまとめられずにいます。できたものからまた、書きたいと思っています。 さて、現下の状況での最大の関心事は、やはり新型コロナウイルスの感染拡大ではないかと思います。この地域での感染者も急増し、子どもたちの感染例も増加しています。これまでになかった状況が起…
院長です。 新型コロナウイルス、主としてオミクロン株による感染拡大が、予想通り急速に拡大してきていますね。これまでと同様、報道内容は様々で混乱されている方も多いかと思います。今回は、沖縄県のデータを参考に考えてみたいと思います。 沖縄県疫学統計・解析委員会による「沖縄県新型コロナウイルス感染症発生動向報告(1月11日)」からの引用です。解説で述べられている内容のポイントは、下記のようなものでし…
院長です。
皆さんもご存じのとおり、新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株のいわゆる市中感染例(海外渡航歴がなく、感染経路が追えない例)が、京都府南部でも特定されるようになりました。ということは、オミクロン株に感染していても無症状のまま過ごされている人が増えてきているものと考えられます。
オミクロン株の特徴は、下記のようにまとめられます。
院長です。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が解除されて2か月。この間、新規感染者数はとても少ない状況が続いており、このまま年末年始を過ごせるといいなあ、と思っていたら、新たな変異ウイルスであるオミクロン株が検出され、その感染者が世界各国で発見されるようになっています。
オミクロン株に感染した人の報告例は若者が中心で、約半数が無症状、残りは軽症で、重症例の報告は今のところないよう… 院長です。
気が付けば12月、時間が経つのが本当に早いと感じます。その最初の日、一昨日に、相楽地方の中学校、高校の養護教諭の先生方を対象に、「子どもの新型コロナウイルス感染症とその対策」というテーマでお話する機会をいただきました。実は昨年のこの会でお話ししたときのテーマも新型コロナウイルスの感染対策についてだったのですが、この1年で状況は大きく変わりましたので、今回はワクチン接種をはじめ新しい情… 院長です。
皆さんご存じのように、全国的に手足口病が流行しつつあります。当院のある精華町でも流行がみられており、乳幼児を中心に受診されるお子さんが増えています。
手足口病の特徴や対策については、これまでお伝えしてきているとおりですが、受診されるお子さんの症状に一定の傾向がある印象を感じていますので、今回はそれについてお伝えします。
一般的な手足口病の症状は、手のひらや足の裏、口の中(舌やのど… 院長です。
手足口病の流行については、当院インスタグラムでもお伝えした通りですが、今日になり、手足口病で受診される方が急に増えました。土曜日、日曜日のうちに発症され、受診された方が多かったように思います。
昨日紹介した当院インスタグラムでは、手足口病の感染経路が飛沫感染と糞口感染が中心であることはお伝えしていましたが、感染予防の方法については詳しく触れていませんでした。手足口病の原因ウイルスは…● オミクロン株と3回目のワクチン接種
● 研修会での講演
● 流行している手足口病の特徴
● 手足口病の予防