院長です。

正月三が日が終わり、今日が仕事始めの方も多いかと思います。当院は今日までお休みをいただき、明日より通常診療を始めます。

元日に自宅でくつろいでいると、救急車の音が聞こえてきて、お正月早々にどんな状態になられたのかと気になると同時に、救急隊員の方々に休みは無いのだなぁ、と思いました。消防・警察の方もそうですね。こういった方々が私たちの命を守ってくださっているおかげで、自分たちは休日を満喫できているのだと改めて思いました。もちろん、元日から営業しているお店も多く、おかげで普段と変わらない日常を送ることができています。

開業医として20年目になりました。最初の10年間、産科との共同開業でした。昼夜を問わず、ほとんどすべてのお産に立ち会っていました。そのきっかけとなったのは、ある先輩小児科医・新生児科医の一言でした。

その先生は私のほぼ一回り年上の方なのですが、昨年いっぱいで開業医としての生活を終えられました。大好きな先生で、その生き方に一種のあこがれを抱いていたのでとても残念に思いましたが、違った立場で小児医療にかかわり続けられるそうで、ちょっと安心した次第です。

この休み中に、ふと、自分の将来を考えました。自分が引退するときは、どのような形になるのだろうか。それまで、どんなことをやることになるのだろうか。いろいろと考えを巡らせましたが、結局、具体的なことは何も浮かびませんでした。目が見えにくくなり、音が聞き取りにくくなるまで、診療を続けたいとは思いませんが、引退する自分の姿も思い浮かびませんでした。10年後、小児医療を取り巻く状況がどのように変化しているのかわかりませんが、その時もまだ、子どもたちに必要とされる存在でいられたらなあ、と思います。そうであれるよう向上心をもって努力し続けなければ、そう思っています。

年の初めに、こんなことを考えておりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。  (2022.1.4)