繰り返しになりますが…

院長です。
新型コロナウイルス感染症が問題となっていますが、例年であれば今の時期は、インフルエンザの流行期にあたります。暖冬の影響か、今シーズンのインフルエンザに罹った人の数は昨年に比べてかなり少なく、京都府内でも1月半ば以降減少傾向にあります。今のところ検出されているのは、ほとんどがA型のインフルエンザですが、B型の方もおられますので、今シーズンの流行が終わったと判断するのは早すぎると思います。
助産院のブログ(https://yuiku-clinic.com/yuiku-blog/)で引用されていますが、日本産婦人科感染症学会から「新型コロナウイルス感染症について 妊娠中ならびに妊娠を希望される⽅へ」というコメントが出されました。身近でできる予防策として、この中でも強調されているのは、手洗いです。
新型コロナウイルスは、飛沫感染によって広がります。患者が咳をすると、ウイルス粒子そのものとウイルスを含んだ唾液が、2メートルくらい先まで飛び散ります。飛沫が付着したところを触れた手で、口や鼻を触ることによって感染することがあるので、手洗いが重要になるのです。
インフルエンザにせよ、新型コロナウイルス感染症にせよ、基本的な感染対策は同じです。咳エチケットを徹底すること、そして手洗いです。(2020.2.2.)