院長です。今日は今月の「小児科の先生とおはなししよう」の日でした。テーマは「乳幼児期の食物アレルギー」。さすがに関心を持たれている方が多いようで、14名のお母さんが(ほとんどはお子さんも一緒に)来てくださいました。これまでの最高記録! 食物アレルギーの定義や分類から始まって、診断・治療と食物除去の実際などについて、質問にお答えしつつお話ししました。  
 最近は離乳食開始前に診断されるお子さんが増えてきている印象がある中、さまざまな食物アレルギーに関する情報は氾濫しています。それらの中にある誤った情報のため、外来に来られる方の中には、過剰な除去を行っている方も見受けられます。食物アレルギーのある方の離乳食の進め方は、特に個別の対応が必要とされています。正しい診断に基づいて、必要最小限の除去にとどめることが最も重要なことになります。そのあたりは具体例を示しつつ説明させていただきました。
 乳児期の食物アレルギーは、食物の摂取直後からの発疹の出現だけではなく、なかなか治らない湿疹で発症することもあるので、気になる方は早めに受診していただければと思います。  
 来月のこの会は、10月21日(金)の予定です。テーマが決まりましたら、またお知らせします。  (2016.9.30.)