院長です。昨日の午後、精華町の健康講演会で「母乳、離乳食」のことについてお話ししてきました。雨模様でしたが、赤ちゃんと一緒のお母さんも含め、多くの方が集まってくださいました。母乳のこと、離乳食のことについては、日常の診療の中でも相談の多いテーマであり、これまでの経験から感じていたのは、医療関係者から伝えられる情報・育児書に書いてあること・インターネットを通して得られる情報と、目の前の現実とのギャップがお母さんを不安にさせているのではないか、ということでした。ということからつけた副題が「常識を見直してみましょう」。実は母乳育児や離乳食ついては、常識的なことと思われていることの中に、実は間違っていることや、時代を経て変わってきていることがたくさん含まれていて、それが思うようにいかない原因となっていることが多いのです。
 まずは母子手帳の内容の変遷を通して、育児についての考え方が戦後にどのように変わってきたかをお話ししました。その後で、母乳育児と離乳食についての基本的なことを確認していただき、最後に、お母さんと赤ちゃんの間の愛着形成の上で、実はこの二つが大きな役割を果たしているということをお話ししました。
 いただいた質問にお答えしつつお話ししたのですが、結果として僕の話す時間が予定をオーバーしてしまい、ゆっくりと質疑応答の時間が取れず申し訳なかったです。うまく伝えることができたのかどうか不安ですが、これからの日々に少しでも役立てばと思います。昨日は資料の配布が無かったのですが、使用したスライドを印刷したものであればお渡しすることは可能ですので、参加されなかった方も含めご希望の方は、受付にお申し出ください。  (2015.10.2.)