伝統に学ぶ

院長です。大変示唆に富む文章に出会いましたので、紹介させていただきたいと思います。

「日本の離島の風習に学ぶ~出産における「仮親」の役割」  http://www.blog.crn.or.jp/lab/03/35.html

お産に際しての仮親の役割が、産婦が出産に集中するための手助けをすることだったということ、そして赤ちゃんの取り上げも産後の処置も全て産婦ひとりで行っていたということは、現代のお産のあり方を考える上で参考にすべき点が多々あるのではないかと感じます。そして最後の段落で筆者が述べているように、仮親は、母親の育児負担を軽減するための存在ではなく、むしろ、実の親子関係を阻害しないよう機能していたようです。これから少子化対策や子育て支援策を考えいく上では、これまでのように欧米での取り組みを参考にしつつも、このような日本の伝統的な風習に学び、日本独自の方策を考えていくという姿勢が大切なのではないかと思います。 (2015.3.24.)