相楽郡精華町、小児科、助産院、分娩、乳児のスキンケア

悠育会|くわはらこどもクリニック

 0774-98-2788

診療内容

予防接種外来

当院では定期接種に加え、下記の任意の予防接種も行っています。
【おたふくかぜ】【インフルエンザ】
予約方法
【予約が必要です。電話で直接ご予約ください】

☆精華町以外にお住まいの方も接種できます。

京都府内の全市町村において予防接種法に定められた定期予防接種を、市町村を越えてかかりつけ医で接種できることになりました。精華町以外にお住まいの方も、当院での定期予防接種が可能です。当院での接種をご希望の方は、予め電話でお問い合せいただき、ご予約ください。接種の際には、必ず住所地の「予診票」をご持参ください。(「予防接種依頼書」は不要です。)
予防接種講座(無料)について
  • 対象は生後1か月以上の0歳児のご両親
  • 原則として毎週火曜日、15時から約1時間。前日までに電話でご予約ください。

    2月の予定:2月6日(火)

ワクチンの種類が多くなり、接種スケジュールを考えるのは一苦労。そこで、予防接種について知っていただき、接種スケジュールをたてるお手伝いをできればと思い開設しました。
ワクチンの種類とその特徴、同時接種について、主な副反応について、接種スケジュールのたて方などについてお話します。
お話のあとには、個別に相談に応じる時間を設けます。
京都府および奈良市にお住まいの方は、当院ですべてのワクチンを接種していただけます。ご希望の方には接種スケジュールを一緒に考えさせていただき、その場でご予約いただいております。できる限りワクチン接種が始まる生後2か月までにおこしください。
なお、京都府および奈良市以外にお住まいの方は、当院での接種に当って必要な手続きについて、前もって地元の役所にご確認ください。
(予定されている日以外にも、短い時間になりますが診察時間中などに要点をお話する機会を設けることもできますので、ご希望の方はご連絡下さい。)
予防接種に関するリーフレット
厚生労働省および予防接種リサーチセンターから、予防接種に関するリーフレットがだされました。お子さんが定期の予防接種を受ける時に、保護者の方に知っておいていただきたいことがワクチンごとにまとめてられています。以下のリンクよりご覧ください。接種の際に役立てていただければと思います。

☆インフルエンザワクチン接種について

2023年のインフルエンザワクチンおよびフルミストの予診票は下記の通りです。クリックしていただければ、ダウンロードしていただけます。         

☆フルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)について

フルミストは、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン(生ワクチン)です。2003年に米国で認可され、2011年からは欧州でも認可されており、現在欧米では主流のインフルエンザワクチンです。日本ではまだ認可されていませんが、特に小児においては従来の不活化ワクチンより予防効果が高いことから、希望者に対し輸入ワクチンの接種を行う医療機関が増えてきています。フルミストは2年前から4価のワクチンとなっています。現在のインフルエンザワクチンも今年から4価ワクチンとなり、A型2種類に加えてB型2種類の型のウイルスに効果が期待できるようになりました。しかしながら、現在のインフルエンザワクチンは血液中に抗体を作るため(IgG抗体)、重症化の予防は可能ですが、インフルエンザウイルスの鼻やのどからの侵入を阻止することがほとんど出来ません。フルミストは鼻やのどに抗体をつくるので(IgA抗体)、ウイルスの侵入を阻止することができ、同時に血液中にもIgG抗体を作るので、予防効果が高いだけでなく、感染しても重症化を予防することが出来ます。 接種対象年齢:2歳以上50歳未満 効果の持続期間:1シーズンを通して 投与方法:両方の鼻腔に噴霧 接種回数:1回。ただし、2~8歳で、過去に1回もインフルエンザワクチンを接種したことがない方のみ4週あけて2回接種となります。接種できない方

  • 卵・ゲンタマイシン・ゼラチン・アルギニンに強いアレルギーがある
  • 2~17歳で、アスピリンかアスピリンを含む薬を内服している
  • 5歳未満のお子さんで今までに喘鳴を指摘されたことがある。1年以内に喘息発作があった
  • 妊娠中または2歳以下のお子さんに授乳中
  • 心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経系疾患などの慢性疾患がある
  • 免疫不全がある。造血幹細胞移植など、重度の免疫不全の方と同居している
  • ギラン・バレー症候群の経験がある。
  • 生ワクチン接種後4週間未満
  • タミフルなどインフルエンザの薬を服用している

その他、鼻水・鼻づまりがひどい場合は、接種できないときがあります。副反応咳や鼻水、鼻づまり、胃部不快感などが起こることがあります。その他、通常のインフルエンザワクチンと同様の副反応が起こる可能性があります。ただし頻度は非常に少ないとされています。その他の注意点フルミストは日本では未承認のワクチンのため、万が一重篤な副反応が生じた場合、医薬品副作用被害者救済制度が適用されません。
他のワクチンとの同時接種はできません。予約方法まずフルミストについて、上記の内容をよくお読みいただき、接種可能であることをご確認ください。もしも不明な点があれば、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。メールでお答えします。 接種の予約は、電話または受付で直接お申し込みください。輸入ワクチンのため、当院での在庫は約80本になります。予約が予定の本数に達した場合、その時点で予約は終了させていただきます。 接種費用は1回9600円となります。

フルミストと従来のインフルエンザワクチンの違い

フルミスト 従来のインフルエンザワクチン
対象年齢 2歳以上50歳未満 6か月以上
接種方法 鼻腔内に噴霧 皮下注射
効果の持続 約1年 4~6カ月
成分 4価(A型2株、B型2株) 4価(A型2株、B型2株)
接種回数 1回(ただし、2~8歳で、過去に1回もインフルエンザワクチンを接種したことがない方のみ4週あけて2回接種。) 12歳以下は2回、13歳以上は1回

☆HPVワクチン接種について

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症に対する予防接種(HPVワクチン接種)は、現在積極的勧奨が差し控えられています。これは、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛などが接種後にみられたことから、適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきでないとされているためです。ただ、地元自治体から接種を促すお知らせがないだけで、下記の定期接種対象年齢である接種希望者は、定期接種として自己負担なく接種を受けることができます。
定期接種対象年齢:小学校6年生から高校1年生までの女子(標準的な接種年齢:中学校1年生)当院ではワクチンの接種をお勧めしています。ワクチン接種に関する詳しい情報は、以下の説明文をお読みください。接種を希望される方は、他のワクチンと同様、電話でご予約ください。 HPVワクチンについて

赤ちゃん外来 (しばらくの間休止いたします)

小児科外来を受診されるのは風邪などの感染症の方が多く、小さな赤ちゃんのお母さんの中には、ちょっと気になることがあっても受診をためらわれる方がおられるのではないかと思います。「こんなことで受診してもいいのかなあ?」ということもあるかと思います。また、通常の診察時間中だと、十分に時間が取れずに説明が不十分になってしまう場合があるのも事実です。 そこで午後の時間帯に、赤ちゃんのための外来の時間を設けました。お一人10分~20分を予定しています。ぜひご利用いただきたいと思います。

対象:生後1歳までのお子様
湿疹など、感染症を伴わない病気での受診。育児の上での相談事、乳児健診。
赤ちゃんの発育・発達についての相談
授乳や栄養法:
母乳哺育、離乳食、卒乳など
状況により、助産院で助産師の診察を受けていただくことも可能です。
乳児健診:
赤ちゃんに関することは、些細なことでも気になるものです。産院を退院後であれば、いつでも受けていただくことができます。
月齢は問いません。赤ちゃんの発育や発達の確認を行い、さまざまな相談事にも対応します。
※その他、気になることがあれば、どんなことでも遠慮なくご連絡ください。
必ず予約が必要です。前日までに電話でご予約ください。
発熱や明らかな下痢・嘔吐などを伴う赤ちゃんは、通常の診察時間に受診して下さい。

禁煙外来

当院では保険診療による禁煙治療を受けていただくことができます(一定の要件を満たす必要があります)。内服薬による治療となり、12週間内服を継続していただきます。健康保険等で禁煙治療のみを行った場合の自己負担額(3割負担として)は、12000~19000円程度です。まずは一度、電話またはこのホームページ(お問い合わせのページより)からご相談ください。

アレルギー性鼻炎

近年、小児のアレルギー性鼻炎と診断されるお子さんが増えています。 アレルギー性鼻炎は、好発時期から通年性と季節性に分けられます。前者はハウスダストやダニのアレルギーが多く、後者のほとんどが花粉症です。主な症状は、①くしゃみ ②水性の鼻みず ③鼻づまり です。子どもの場合、鼻づまりが主症状のことが多く、眼のかゆみや充血が大人に比べると強くみられやすいという特徴があります。さまざまな診断方法がありますが、当院では詳しい問診と血液検査(特異的IgE抗体検査)を行っています。治療は内服薬で行い、眼の症状を伴う場合は点眼薬を併用します。 急に症状が悪化することもありますので、上記の症状がみられたときには一度受診ください。

【助産院と小児科クリニックの融合】
助産雑誌(2014年3月号)に寄稿しました。リンク先は コチラです。