今日の午後、今月の「小児科の先生とおはなししよう」を開催しました。今月のテーマは「スキンケアの実際」でした。
 最初に、新生児期からの保湿剤でのスキンケアが、アトピー性皮膚炎の発症リスクを低下させる、という研究結果について詳しく説明させていただきました。そして、乳児期のアトピー性皮膚炎が、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の発症誘因になる可能性についてもお話ししました。これまでは食物アレルギーが、湿疹やアトピー性皮膚炎の誘因となると考えられてきましたが、そのようなケースばかりではなく、逆の場合もあるということがわかってきたのです。生後早期からのスキンケアの重要性が、改めて強調されるようになってきています。会の後半では、スキンケアの実際のやり方についてお話しし、保湿クリーム・ローションを使って、実際にケアを行っていただきました。
 まだ湿疹が起こっていない状況からの日々のスキンケアが重要であり、それがアトピー性皮膚炎、さらにはその先のアレルギー性鼻炎や気管支喘息等のアレルギー性疾患の発症を予防することにもなります。今からでも遅くはありません。日々のスキンケアをしっかりとやることで、湿疹の発症を予防してもらいたいと思います。ホームページにもスキンケアについての情報を掲載していますので、是非参考にしていただき、今夜からでも始めてもらいたいと思います。 
 来月のこの会は、都合によりお休みさせていただきます。8月の予定は、決まりましたらお知らせいたします。   (2017.6.16.)