一年の終わりに

院長の桑原です。
 今日は大晦日。今年も終わろうとしています。歳を重ねるたび、時間の過ぎるのが早く感じられるようになり、今年もあっという間に過ぎてしまった感があります。
 クリニックとしての大きな変化はありませんでしたが、9月から新しい企画として、「小児科の先生とおはなししよう」という会を始めました。日常の診療を離れてゆっくりとお話しできる時間を持ちたいという思いから、月に1回ではありますがその後も継続して開催しています。来年は内容の充実を図り、さらに発展させていければと思っています。また、例年のインフルエンザワクチンだけではなく、今年は経鼻ワクチンである「フルミスト」の接種を行いました。まだ国内では認可されていない輸入ワクチンですが、感染阻止率は既存のワクチンより高いとされており、何より鼻に噴霧するだけなので接種の時の痛みがありません。今のところ接種に伴う副反応の連絡はほとんどなく、来年は数を増やして接種したいと考えているところです。
 新たな地に開業して、3年目に入りました。慣れからくる慢心が起こりかねない時期でもあり、一年の終わりに初心を思い起こしています。助産院とともにあるクリニックとして、妊娠・出産、そしてその後の子どもの成長を一貫してサポートできるよう、これからも努力していきたいと思います。
 年始は、1月5日より診療を開始します。それまでお休みをいただきますが、しっかり充電させていただきます。今年はインフルエンザの流行が早く始まっており、また年始から荒れ模様の天気予報となっています。どうかお体を大切に、良いお年をお迎えください。